2015年 05月 04日
街中で風向きを読む
上空を見上げれば、煽られているかのように雲が青空を駆け抜けていく。強風は乱立するビルとビルの間に流れ込み、暴風へと変わり、人の歩を止めてしまうほど吹き荒れた今日の横浜みなとみらい地区。
この木は高層ビルのガラス面に背中をピタッとくっつけて撮影した1枚。高層ビル風緩和対策として,建物外構に施されている防風植栽なのかどうかはわからいのですが、この場所はあきらかに右から左へと一定の方向に風が通り抜けることを、その生育から窺えますね。風衝地でも一定方向に吹く風に晒され続け、片側だけに枝をつけている樹木の写真などを見ることができますが、この樹木も成長すると、そんな形態になっていくのでしょうか・・若そうな樹木ですから、定点観測してみると面白いかもしれませんね。すでに周囲は高層ビルだらけですけれど、なにかの拍子に風向きが変わったりするかもしれないし、街中の風向きを読む訓練になりそうです。
とは言え、街中でこうした光景を見つけるのは少ない。けれど防災の観点からも風の向きを窺い知ることができるのは大切なことだと思います。
(風、、、だけじゃないですね。陽の当たり方なども関係するので、そんな単純なことじゃないけれど・・。)
by AKIO_TAKE
| 2015-05-04 21:50
| environment