深掘り

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健康への関心の高まりや食の安全・安心を手に入れる為に、さらに環境にも優しい社会を、地域経済にも貢献できる取り組みとして作り手の顔が見える地産地消が推奨されています。昨日投稿した横浜リユースびんプロジェクトも、びんの中身となる飲料は、地産地消をテーマとして、地場農産物生産者と消費者とをつなげ、販売事業者に生産者の顔が見える商品という商品価値を創出できるよう仕組みづくりをしています。

一方で、食品の安全性確保の為には、特定の産地のものだけを食べる、地産地消のようなことは避けるべき、という文献を目にすることがあります。避けるべき、という表現は地産地消を否定しているわけではなく、私は食の安全に対するモノサシを振り返ることで、食、食品の知見不足を補っていきましょうというアドバイスと受け取っています。

びんのリユースプロジェクトに関わりはじめて、食に対する知見の圧倒的な欠如に苛まれていました。食品は未知の化学物質のかたまり、と言われます。そうした未知のリスクを管理するもっとも効率的な方法はリスク分散です。故に、地産地消の取り組みを進めながも食品安全機関が食品安全の為には色々なものを食べましょうと訴えているのはこのため、という文献はとても考えさせらます。

食の安全性と言えば、農薬、添加物、公害などの汚染物質に探りを入れますが、もっと知見を深くする事で、例えば、食品ロスの問題でも残留農薬の基準値だけを見て廃棄してしまう盲信的な行動を制御して廃棄量を減らすことが可能になるかも、と思ったりします。追えば追うほど深みにはまっていき、キリがないのですが信頼性を高めるには日々知見を深めていくのみです。

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by AKIO_TAKE | 2018-02-09 11:40 | look/gaze