2013年 11月 06日 ( 1 )

あつまる理由

資本主義経済の発展過程において、社会的弱者とされる事業者が集うことで困ったときに互いに助け合う組織として「協同組合」という組織形態があります。協同組合と言っても法人格を持ったり持たなかったり、各種法律によって組織されるので個人あるいは中小企業が集まって展開する事業が異なり、故に運用形態は様々でもあります。そうした組織も40年、50年と社会経済が成熟、発展するに伴い、いろいろな困難を抱えるようになっています。組織の疲弊はなにも大企業ばかりではありません。

ウィッキペディアによれば、協同組合とは、共通する目的のために個人あるいは中小企業者等が集まり、組合員となって事業体を設立して共同で所有し、民主的な管理運営を行なっていく非営利の相互扶助組織とあります。

そんな個人、零細中小企業にも少子高齢化、後継者問題、流通のグローバル化に伴う業務流失などの難題は、容赦なく襲いかかってきます。個人、零細中小企業単独では資本的にも労働力において太刀打ちできないところを補完することで、ピンチをなんども乗り越えてきましたが、変化のスピードが速く、補完している時間を与えてくれない状況下となっています。

どんな商いにも、「変わらない部分」と「変わる部分、変えていかなければならない部分」が、つねに検討課題として存在し、その存在はこれからも続きます。

こうした相互扶助組織を、これまでの協同組合のまま、継続・運営していくのか、それとも、一旦現状を否定しつつ、集まることの理由を新たに見いだすことによって、より実効性のある相互扶助組織を構成していくのか。高度成長期の時のように、ある意味、黙っていても仕事の分配ができた時代ならともかく、お互いに助け合おうにも、そもそも分配する仕事量のない時代に突入しています。

あつまる理由は必要なのか・・・理由がないと行動できなかったこれまでの癖をどれだけ払拭できるか。同時に、協同組合に蓄積されたノウハウを見つめ直し、これからの時代に適応できるようなかたちに再編し、新機軸を見いだすこともしていかなければならない。

今冬に取り組む業務がひとつ増えました。

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テーブルに映りこむ、ミカン。本来、目には映らないところ、そうしたところも読み取れるよう、深層心理をもっと学ばなければなりません。
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by AKIO_TAKE | 2013-11-06 17:29 | work