カテゴリ:book( 70 )

暮らしまわりを見直す

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350ページと、なかなか読みごたえのある本です。目次の次頁に著者から日本の読者に次のようなメッセージがあります。
『ゼロ・ウェイストの暮らしとは「考え方」だけではなく、ものの「見方」そのものを変えることでもあります。』

私自身、頭の中に蓄積した学びや考え方を断捨離(だんじゃり)するために、ものの見方を変えてみようという趣旨の本をよく読みますが、ここに書かれていることは「徹底しているなぁ」という印象。これを全て消化するのは並大抵ではないけれど、単にごみを少なくすればいいという主張ではなく、なぜそうするかという理由(わけ)があらゆる角度から示されていることが勉強になります。
初版は2013年ですが、私にとってはこれからでも通用する「ものの見方」のバイブル的な役割を果たしてくれそうです。繰り返します、すべてを消化するのは・・・困難です笑 こっそり、ひとりでこつこつ愉しみながらチャレンジ中!!

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by AKIO_TAKE | 2018-02-07 05:34 | book

表現を深く豊かに

高校の図書館の司書さんと13名の高校生が、読んだ本を対話の起点として語らい合ったことをまとめた一冊。
自分の経験とその本の内容がちかければ友達に勧めるレビューも書きやすいけれど、未知の分野ではなかなか言葉がつながっていかないものです。こうやってブログで自分の関心範囲以外のことなどを発信することも、たのしい練習だし、ゆっくりながらも素養を深められるかなと思って続けています。
自分の言葉で表現する13名の瑞々しい高校生の感性も豊かですし、あとがきの「そして、本を読む<孤独>に浸っています。温かな孤独です。」という著者の言葉はほのぼのします。私もこのような感性を持つ司書さんがいる図書館を見つけられるといいな。

表紙の「BOOK」の異なるフォントも図書館を連想させてくれますね。


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by AKIO_TAKE | 2018-02-01 12:51 | book

書店員さんの欲望

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本作の続編も発表されていますが、著者の小説デビュー作なのでこちらをレジに。
第10回杉並演劇大賞を受賞した舞台がもとになっているお話です。書店員さんの読んでほしいー売れてほしい―をこの週末に愉しみます。


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by AKIO_TAKE | 2018-01-25 23:55 | book
「弱者の戦略」に続き、著書の2冊目です。中高生に向けた植物学の続編として書かれた本書だけに、弱者の戦略とかなり通ずる内容ながら、平易に書かれていて読みやすかったです。帯や挿絵がとてもかわいく描かれているのも愉しく読めるバリューを高めていると思います。

ズバリ、タイトルそのまま!っていう内容ですが、時折人間社会に例える部分は思わず「そのとおり!」と膝を叩くほど、バシッとハマる比喩表現で、あいかわらず、伝達の仕方が上手だなぁーと感心しきりです。

本書で印象深いところは「しかし、ナンバー1になれるオンリー1を探すという生物の世界の営みは、生きづらい人間の現代社会を生き抜くのに、とても役に立つ考え方であるように思う」の一文。私はここに本書のエッセンスが凝縮されていると思いました。ビジネスでもかなり参考になる一冊なので、あすから早速取り入れてみます。


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by AKIO_TAKE | 2018-01-22 21:38 | book

好奇心旺盛に

あけましておめでとうございます。
この年末年始から、恒例になっていた「(勝手に)横浜中華街の家庭ごみ置き場実態調査」がなくなったせいか、なんと今年の初日の出は寝坊笑 そんな訳で初詣に出かけた後は読書と諸々お片付けの元日となりました。


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さて、
デザイナー佐藤卓氏の著書「塑する思考」は久しぶりに「タイトル」に足を停めさせられた書籍です。環境関係のお仕事をされている方はプラスチックの特性を説明するときに「熱可塑性樹脂」と「熱硬化性樹脂」の2つに大別してプラスチックの種類を説明する機会があると思います。どちらの樹脂(プラスチック)も熱を加えると柔らかくなるのは同じですが、一旦冷却されてから固まってから違いがあらわれます。熱可塑性樹脂はもう一度熱するとまた柔らかくなりますが熱硬化性樹脂は熱を加えても再び形を変えることがありません。ちょっと話が横道にそれてしまいましたが、ふだん使用する機会の少ない「塑」という文字に、なぜ、足が止まったかの理由です。

本書で著者は「柔よく剛を制す」の「柔」が二つの性質に分けられ、それは「弾性」と「塑性」とし、「弾性とは外部からの力が加わって形を変えても、その力がなくなれば元の形に戻ろうとする性質。例えば釣竿のように。対する塑性は、外部からの力で凹むと、そのままの形を保つ性質なので、加わった力次第でその都度形状を変化させます(本文から引用)。」と説明した後、著書の仕事に対する考え方が数ページに亘って展開されています。そこから「塑する思考」を定義づけて著者のデザインした商品を事例に、商品が完成するまでのプロセスを露わにしながらデザインを通して仕事の本質を論じている本です。

なにをすればいいのかを知るためには、自分がそれを経験していることが効果的と言います。今年も好奇心旺盛に過ごしたいと思います。
今年も感じたこと、思うことを綴っていきますので宜しくお願いします。みなさまにとって穏やかな一年となりますように。



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by AKIO_TAKE | 2018-01-01 22:35 | book

過不足なく

動き続けている石に苔はつかない、といいます。さて、我はどうじゃと365日の最終日に2017年の365日を振り返り、注ぐ情熱は充分だったかと問うてみる。

「その人の人生に必要なものはその人の周りに過不足なくそろっているもの」・・身近な人、そして今年も会うことは叶わなかったけれど「あなた」がいてくれることの大切さを噛みしめた1年でした。お元気で新年をお迎えください。

2017年最後の一冊「手紙屋」 喜多川 泰著

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by AKIO_TAKE | 2017-12-31 16:06 | book

モノゴト捉え方次第

ふぅーと気持ちが軽くなる本
それなりの厚さのある本ですが、90分ほどで読めてしまうほど軽快に読み進めることができます。読んでいて愉しい証かな・・。

いつでもどこでも、こんな見方をしていたら人生変わっていただろうな!!と実は読了して後悔してしまう一冊でもある。いつもなら、こんな感想が先に立ちそうですが、この見方・捉え方を変えなきゃね、と2018年は手を伸ばせば届く距離に置いてある本になりそうです。


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by AKIO_TAKE | 2017-12-30 16:32 | book

真の21世紀は2020から

「法は人がつくり、人がつかうもの」 法学の本などで見かける言葉です。
次々に新しい法律がつくられ、法改正も頻繁な今の日本は、大立法時代に入っているといわれ、なんと1960(2016年3月現在)にのぼる法律があるそうです。

かの国有地売却問題で、8億2千万円の値引き理由となった地中のごみ処理量問題。先日、国の算出根拠が十分ではなく、ごみの量が過大に見積もられている可能性があると会計検査院の報告が発表されました。報道だけではどこまで本当かわかりませんし、なんだかんだと誰も引責することなく終わってしまうのかなと思いますが、関心を持ってみています。今年2月、国は「法令に基づき適正な価格で処分した」と答弁していたので、もし、過大に見積もられていたことが証明されたら法令違反となり、処罰を受けることになってしまう。しかし、だれにどのような処罰があるのかは見当もつきません。ただ、2月の政府答弁を窺って「8億のごみ処理費って、なんとなくおかしい(凄い金額だな)」と感じていたことは確かなので、もしかしたらどこかに「ごまかし」が紛れ込んでるんじゃないかなと気になっていました。

「法は人がつくり、人がつかうもの」
さて、人が使うプロセスでは様々な解釈という作業が行われ結論を導き出していきます。解釈って、まさに人それぞれ・・2017年5月、約120年振りに抜本的見直しが行われた改正民法が可決されました。施行は公布から3年以内なので2020年頃から、そして生活に密着した改正が多いといわれているので今迄とは違うルールを生活の中で感じ取ることになるのでしょうか。

少なくとも自身が経験してきた仕事や関心あるところだけでも、「なんとなくおかしい」とか「腑に落ちない」といった感覚になったらどこかに「ごまかし」があると考えて法に対して向き合える力量をつけなければと手始めに購入した一冊。これからは書店の「法律」の棚に行くことが多くなりそう。

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by AKIO_TAKE | 2017-11-28 09:04 | book

変化する社会指標の中で

テレビに映し出される候補者の政策論争よりも罵倒する言葉や文字に、つい目が行ってしまう自分がなんとも情けないのですが、昨日第48回衆議院議員総選挙期日前投票を済ませてきました。

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政策問題とは、「社会で解決すべきと認識された問題」である。ここで気をけなければならないのが、社会での「望ましくない状態」が自動的に「問題」とはならない事である。(本文より引用)

人それぞれに問題に対しての関心度合は異なるし、望ましくない状態もそう思う人と思わない人がいます。そう思わなければ「問題」にはなりません。そして、グローバルだ、多様性だと煽るほど、望ましくない状態は乱立し、かつ、解決の過程や処方箋も増える一方です。その状態を選択肢がたくさんあっていいじゃないかという方もいらっしゃるし、私もそれに近いかもしれない。そんな自身に「増えた選択肢から適切な処方箋を選択できる技量はあるのか」と問うてみると、なんとも頼りない自身がいることにハッとします。

今週の一冊です。


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by AKIO_TAKE | 2017-10-20 13:29 | book

共通点

今日はまとめて2冊読了

成功体験の取扱いをまちがえると
思考停止と慢心を生み 今の仕事の最大のリスクになりかねない

以上 2冊の共通点

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by AKIO_TAKE | 2017-09-10 20:11 | book