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day after day & 武松昭男のphoto日記

ガラスの奥深さ

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ウィスキーのびんだったり、ワインや焼酎のびんであったり・・・
回収してきたびんを、たとえば、風鈴やペーパーウェイトなどにリサイクルできないものかと昨年から調査研究をしています。本日も、ガラス工芸の制作や作家を養成する企業へ訪問させていただき、ガラスの特徴や製品の製造工程などのレクチャーをしていただきました。

一口にガラスと言っても、その種類はじつにさまざま。制作する作品によって利用する原料もさまざまで、かつ、やわらかくしたり、反対に硬度を持たせるための調合具合のおはなしも実に楽しい。

私たちの暮らしになじみのあるウィスキーやワイン、焼酎といったびんの多くは、大量生産のきく自動製瓶機でつくられています。大量生産が効く、ということなので自動製瓶機でつくられるびんは堅い、というのが特徴のひとつになります。堅いということは、溶解するためには高温で溶かさなければならない。高温で処理するので電気代のコストもかかるし、製品にするためにはやわらかくするための調合剤も必要・・・ということで、なかなか現実味を帯びるまでには至らなかったものの、新しい発見が多く、意気消沈するどころか逆にチャレンジ精神を掻き立てられます。

ウィスキーやワイン、焼酎のびんを集めて、分別をする。びん場合であれば透明・茶・黒・青などの色分別に、そして、さらに同一メーカーの透明だけを分別する。私たちは、ガラス材料とするために、ここまではきれいに分別ができます。しかし、ここから先のガラス原料として捉えたとき、原料として扱いやすいのか、安価であるか、大量生産に対応できるのか、製品の多様化は可能なのか・・・。ガラスの奥深さを実感した一日でした。
by AKIO_TAKE | 2013-07-10 23:15