2014年 04月 15日
交感
横浜市内には、まだ花びらをつけている桜の木もありますが、山下公園のシダレザクラは青々とした葉が生い茂っています。
桜は春に花が散ったあと、夏ころに翌春咲く花芽をつくります。冬になると休眠に入り、花芽の生長が止まりますが、さらに気温が下がり厳しい寒さが目覚ましとなって、その後の気温上昇と共に一気に生長し、つぼみがふくらみ開花します。桜は、一定期間低温にさらされた後に暖かくならないと、綺麗な花びらをみせてくれません。
満開の桜のもとでは、私たちは陽気に語り、それぞれの想いをつないでいます。春夏秋冬、日本ならではの気候がもたらしてくれる自然の恩恵。
地球温暖化と言われて久しいですが、その温暖化現象を引き起こしているのは私たち人間の営みとされています。
地球温暖化がこのまま改善されなければ、2050年ころには桜の花が咲いても満開にならずに散ってしまうという予測結果をしている研究機関もあります。
翌春も華やかで、艶やかな花びらに再会できるかどうかは自然に対する私たちの接し方次第ですね。
by AKIO_TAKE
| 2014-04-15 22:29
| environment