2014年 04月 25日
妙案探してウン十年?!
「ここのゴミ置き場、いつもゴミがあるからなんとかしろ!!」
昨日、GWを前にして横浜中華街を訪れてくださるお客様に、安心して食事や買い物ができるよう警察署の方、商店街の会員仲間と共に街のパトロールをしているときにかけられた一言。
指摘された家庭ゴミ置き場は、横浜市が収集してもいつのまにかポツンと捨てられてしまう中華街域内のゴミ置き場のひとつ。すぐに横浜市の担当部署に連絡を入れ、事情を説明し、中国語、韓国語、日本語、英語で書かれた、横浜市中区(※)バージョンとでもいうべき看板をはりつけてくれました。
じつは本日は、昨日のパトロールに引き続き、地域のみなさんに行政機関も参加しての一斉清掃日でもありました。そうした日でもあったので、清掃開始前にごみ出しルールが守られていない置き場のゴミを横浜市が収集し、さらに、流水による清掃をしていただきました。
しかし、「ルールを守って」と4ケ国語でのお願いもむなしく、コンビニ袋に2つほど、ゴミが置かれてしまっていました。
う~ん、この繰り返しをもう何年続けているのだろう。改善に取り組んで、きれいなったゴミ置き場もあり、街のみなさんから感謝される一方で、なかなか100%解決にむすびつかない。
入り組んだ路地、ごちゃごちゃとしていて何が出てくるかわからない。それが中華街の魅力のひとつでもあるのですが、ゴミひとつでも放置し続けると、次第にその周りが汚れていき、景観はおろか治安にも不安を残す一因になりかねません。街の当事者ですから、もうしばらく徒労感が消えるあれこれを、試行錯誤しながら探求してみよう、と思っています。
(※)横浜市18区のなかで外国の方の居住者や働く方がいちばん多い区。
by AKIO_TAKE
| 2014-04-25 23:20
| environment