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ゴミとして処分可能

"使用済み核燃料ゴミとして処分可能"というニュースを先週25日、NHKが放送しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140725/k10013298141000.html

確か、電力会社は使用済み核燃料をバランスシート上では資源として再利用するので「資産」として扱っていたはず。その資産を日本原子力研究開発機構が単なるゴミとしての処分を検討し、技術的には可能であるという報告書案の存在を知らせるニュースでした。

帳簿上「資産」としているものを原発ゼロとなれば「ゴミ」、つまり資産価値を失い、債務超過に陥り、倒産の危機にさらされる。それは避けなればと、原発の再稼働を急いでいたのではないか。原発の再稼働の必要性についてはいろいろとあるのでしょうけれど、かつて廃棄物の仕事に従事した者として、そんな視点で再稼働の是非に関心を寄せていました。

その資産をゴミにする・・・電気料金を継続的に値上げしていくのか、それとも他の税金やなにかしらの名目などで徴収される可能性があるのか。

また、放射性廃棄物と表現せず、口語的に「ゴミ」と表現しているのがとても気になる。「放射性」と表記すれば「危険」なのものと連想されてしまう。それを回避するために、単にフツーのゴミであると認識させるような誘導語句だとすれば極めて危険な用い方だと思います。

とりあえず各地の原子力発電所に保管されて冷やされた後、再処理工場へ運ばれ、まだ使えるウランと、核分裂の過提で生まれたプルトニウム、それに核のゴミ(高レベル放射性廃棄物)に分けられる使用済み核燃料を、どんなゴミとして、どのような処分を検討しているのか。平成30年に最終報告書が取りまとめられるとのこと・・・またひとつ、気になるニュースが増えました。
by AKIO_TAKE | 2014-07-30 00:22 | 環境