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五感防災

今日のランチは県議会議員をしている友人と防災について意見交換。
先月20日、政府の地震調査研究推進本部が「全国地震動予測地図」の改訂版で、今後30年以内に震度6弱以上に襲われる確率は、横浜市が78%で最も高いという平均値を発表しました。

国際貿易の玄関口として栄えてきた横浜では、東日本大震災の発生を受け、津波対策を見直していますが、この発表には改めて津波だけではなく震災に対する全般的な備えを急ぐよう促すものです。

横浜でも沿岸部と内陸部では「備え」の備蓄品や考えておく優先順位も異なります。とくに、沿岸部、人口密度の高い地域で見過ごされがちな防災に「におい」があげられると思います。

僕はマンション居住者です。大きな揺れに襲われ、奇跡的に建物が倒壊せず、居住空間が保たれていたとしても、窓ガラスが割れてしまい、外気の侵入を食い止められなかったとしたら、家に居続けることを断念しなければならない、という状況に陥るのではないか。そうしたことを先月の発表があるまであまり気にしていませんでした。

この年末年始に改めて居住地周辺や沿岸部の化学プラントが被災し、人体に悪影響を及ぼすガスや、また、周辺家屋の火災による煙りが部屋に侵入してこないようにするにはどうしたらいいのか。また、飲食店が多い地域なので、下水設備の破損により、さまざまなものが油分に混ざり、息をするのも困難という状況があるかもしれない。そんな事態も想定して、これからの防災を考えなければならないのではと思います。

人が外界を感知するのに視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の五感と呼ばれる感覚機能があります。
そして、「危険」「安心」「美味しい」「いい匂い」など様々な判断を行なう上で、「視覚」に依存する割合がとても大きいとされています。その割合は80%以上と言われてます。

そうしたことから現在の防災も視覚を中心とした防災対策が主となっています。人は五感のバランスが崩れると大きなストレスや不安を感じ、それが体調の悪化へとつながっていくことあります。
視覚以外の機能を使う割合が少ないとはいえ、そろそろ他の感知機能、特に僕は「嗅覚から備える防災」が必要ではないかと、そんなことを先月20日の発表と加湿器からの蒸気をみながら年末年始に考えています。、
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by AKIO_TAKE | 2015-01-05 20:59 | 防災