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原因を追究し、やり方を改善すれば

透き通るような淡い水色の2月の空がひろがった昨日の川崎市。

わずか40年前に、低く垂れこめるグレーの空が頭上を覆っていたとは、とても思えない爽快さです。東京と隣接していることから明治期以降に急速な工業都市として発展しましたが、同時に大気汚染や水質の汚濁を引き起こし、深刻な公害問題に直面した苦い過去を持つ街です。

この公害問題に対峙し、解決したその技術力を集め、国内外へ発信することで国際貢献を推進する目的に開催された「川崎国際環境技術展」に昨日行ってきました。

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展示小間数200ブースとコンパクトな展示会ですが技術展の冠通り、専門性が高いものばかりです。正直、難しすぎてわからない・・・が多いのですが、「なにが、わかっていないのか」を点検するには、こうした展示会はとても有効な場となります。

また、かつて断念した技術が進化を遂げて新たに処理装置として登場する、そんな場面に遭遇する楽しみもあります。廃プラスチックの油化ビジネスの紹介がされていたのですが、これもかつて一度頓挫した技術です。

15年ほど前、「廃棄されたプラスチックが油になる!!」という夢のような装置が登場してきました。元々、石油などを原料とするプラスチックですから、理屈を聴いていると「なるほど!!」と妙に納得をしたものです。いろいろな中堅企業が装置を導入しましたが、やはり技術がもうひとつということで、結局お蔵入りになってしまった技術のひとつ。あれから、技術の改良が重ねられ、新たな油化ビジネスの可能性の調査がスタートしてるようで。トナーカートリッジのみですが実証実験もすでに行われており、事業化の可能性を探るレポートもされていました。

頓挫したものの、あきらめずに挑戦し続ける。希望を持っていれば、運とチャンスがめぐってくるものですね。
by AKIO_TAKE | 2015-02-07 12:55 | work