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day after day & 武松昭男のphoto日記

震災を語る資格はないのですが・・

阪神・淡路大震災から15年目にNHKが「復興曲線」が語る真実というタイトルで心の復興に焦点をあてた番組を放送していました。

「仕事と生活と再建、悲しいなどと考える余裕がなかった」・・・震災後、とにかく復興に向けて頑張ってきたが、震災から約3年後、「気持ちが和らいだ瞬間に、溜まっていた感情が出てしまい・・」、その日をきっかけに体調を崩し、抑うつ状態の日々を送った被災者に方たちに調査をした番組でした。

サブタイトルは、働き盛りの被災者を突然襲う「復興の二番底」でした。・・・今夜のNHKスペシャル 「被災者1万人の声」も、震災の後遺症に再び襲われてしまう現実を映し出していました。

僕は、生まれてから今まで、こうした自然災害に被災者になったことはありません。経験したことがありません。
故に、どんなに報道番組をみても理解するのはとても難しいと思っています。
しかし、申し訳ないことに、いまは現地に行ってボランティアをさせていただくことができないので、時間の許す限り、こうした番組やニュースをまず観ること、そして、ボランティア活動されていらっしゃる方たちの話も聞くことを、つねに心がけ、忘れないようにしなければと思っています。

検証しても、調査しても、やはり東日本大震災から4年経って、心の復興にはまだまだ程遠い現実が横たわっていること。もし、発生確率が跳ね上がった首都直下型地震が実際に起きてしまったら・・・そして、その4年後は、2015/3/8より厳しい状況が待ち受けているかもしれません。

とにかく、忘れないように・・。
by AKIO_TAKE | 2015-03-08 22:56 | disaster prevention