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日常に存在するか否か

先日、こどもと歩いているときに、びん入りコーラの自販機に遭遇。お金を入れ、ガチャッと取り出し口からビンをつかんだものの、手に持ったまま、微動だにしない次男。「どうした?」と聞けば「どうやって開けるの?」と。
一瞬、こけそうになりましたが、すぐに理由は判明。そういゃ~栓抜きで開ける、という習慣が激減している我が家。栓抜きで開ける、という行動に移せないのは当然だ。なにより自販機に栓抜きがついているなんて知る由もなかろう。

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外出先では、びんビールをオーダーしますが家ではびんビールを飲む機会はめっきり減っている・・・わたくし。

さて、
このブログでも、たびたび書いている「ごみを減らすための環境行動」のキーワード「3R」。
3Rとは、リデュース(Reduce/発生抑制)、リユース(Reuse/再使用)、リサイクル(Recycle/再生利用)の3つの「R」の総称。

リデュースは、ごみそのものを減らす。ごみの量を減らすには、まず、ごみとして廃棄するモノを減らすことが大切。無駄な買い物は控える、簡易包装の製品を選ぶなど。

リユースは、何回も繰り返し使う。使ったモノをすぐに捨てるのではなく、なんども繰り返して使うこと。 何度も洗って使えるリユースびんを見直す。修理して使うなど。

リサイクルは、分別して再び資源として使う。使い終わったモノを資源や製品として再び利用し、新しい製品づくりに役立てる。

ごみを適正に処分するための廃棄物処理法でも、1・発生抑制 2・再使用 3・再生利用 4・熱回収 5・適正処分の優先順位が法定化されています、、、と言っても、法律の中身まで知っているというか、関心あるのは廃棄物処理関連の仕事に従事する人たちだけです。それでも、3Rというキーワードをつかって広く処分の順番に関心を持ってもらおうと努めてきました。が、日常生活に浸透している言葉はリサイクルですね。リデュース、リユースの普及は遅々として進んでいない。

いくつかの理由が挙げられますが、リサイクルは自分の出したゴミを自分で分別して、分別した後にどのようなものに再生されているのかが、わかりやすいということ。少し説明をすれば、「あっ、なるほどね」と行動に移してもらいやすい。

他方、リデュースは廃棄物処理法でも処分するにあたっては最上位なのですが、実際のところは「人の善意」に頼っているのが残念ながら現状。詰め替えボトルなども普及していますが、まだまだです。リユースも、洋服のリメイクとか古着とか、かっこいいイメージで活かされているものも存在しますが、古い物を使うより、やっぱり新しいもので、かつ、値段もさして変わらなければ新品を買っちゃう、という行動心理の方が勝るのかもしれませんね。まあ、乱暴にバッサリと述べちゃいましたが、出前講師などの現場でも実感しているというのが本当のところです。

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話しは戻って、いくら法律で決まっているからと言っても日常の中で触っていなかったり、使っていなかったりすれば、実感がわかないので頭の中は「?]マークのオンパレード。なので、すぐには行動には結びつきません。

法律と日常の距離間・・・日常に存在しない物に実感は伴わない。今一度、問い直してみようかと思っています。
by AKIO_TAKE | 2015-05-13 21:47 | 3R