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こんな時だから・・・

困った!!トイレットペーの価格高騰、をテーマにした社会動向を先日ワイドショーが取り上げてました。じわりじわりとトレペの価格が上がっていて、かつてのオイルショック時のような買占め、買いだめが起きるんじゃないか、なんて心配をしながら原因を探る内容でした。

じゃあ、なんで価格が上がっているの、と言えば、古紙の不足が原因とのこと。トレペは古紙70%+バージンパルプ30%の割合で作られており、原料の70%を必要とする古紙が足りない状況だという事を伝えていました。

不足の理由は、回収された新聞、ダンホール、雑誌等の古紙が国内のトレペ生産工場に運ばれす、中国など海外へと輸出される量が多いから。輸出される理由は日本で使い終わった紙はとても質が良いので海外で再利用したいという要請がある事、そのため、国内で古紙を販売するより高い値段で古紙を買ってくれるので、同じリサイクルするにしても価格の高い海外へ出した方が良い。。。

そんな中、京都市では今年10月から「しまつのこころ条例」を整備し、新聞、ダンボール、雑誌以外のカテゴリーに「雑がみ」という分類をつくって、古紙の回収率アップを図っている、という紹介もしていましたね。ところで、雑がみってどんな紙?かと言えば、カタログ、紙箱、紙袋、台紙画用紙、紙の芯、包装紙、封筒、はがき、カレンダー、メモ用紙、コピー用紙、チラシなどの紙を指しています。

横浜市にお住まいの方には「その他の紙」と言えば、「あ~あの紙ね」と判ると思います。ただ、雑がみには、セロハンでできている封筒の窓の部分やカレンダーの金属部、ティッシュペーパーの取り出し口のビニールなどをちゃんと取って「雑がみ」として排出する必要があります。古紙から再び紙製品をつくるわけですから、紙以外の成分・性質のものは取らないとダメ、ということです。

一方、そうした状況下にある古紙の回収業や問屋など、古紙に関連する企業・商店は、取り扱っている古紙の価格が高い値段で売買できているので、とても潤っているという見方もしています。トレペをつくろうと思っても、肝心の原料である古紙が少ないので、トレペの生産者は古紙を高く買うことになり、そして消費者にトレペ商品として販売される時に価格を上乗せするのでスーパー等での販売価格は高めの設定になる、というわけです。

しかし、こうして高く売買できる時期もあれば、逆に全く値段がつかず集めれば集めるほど赤字になるということの繰り返しの中で、現況があるというのも事実。なので、いつなんどき価格がドンッと下がるかはだれもわからない・・・。

そんな番組が流されていたこともあって、こんな良い時だから回収業者の中でも個人商店さんから中堅規模クラスの回収業者さんは、次の不況に備え、いろんなことを想定して対策を施しておいた方が良いんじゃないかと、またまた余計な事を口走ったりしています。でも、やはり帰ってくる答えは「いままでも、好況不況があってもなんとかなってるじゃん」という心持ちで過ごされていらっしゃる方もいらっしゃる。もちろん、各企業さんの方針がありますから、それはそれでと思うのですが、やはり好況の時にこそ、次なる見えない不安を想像して、例えば事故率を減らす工夫にトライするとか、制服・作業服をきちんと着るとか、くわえ煙草をしない・運転中にポイ捨てしないとか、ほんのちょっとしたことの修繕をしておいた方が良いと思うのです。

だって、不況になったらそんな小さなことにかまってられなくなります。不況になったからと言って事故が激減するとは思えないし、制服・作業服をピシッと着こなすとも、、、想像しにくい。

変革せよ。変革を迫られる前に。相手をとがめる前に、自分は他人に対して同じようなことをしていないか、他人の行動を自分のこととして省みなければならない。。。またまた、人の振り見て我が振り直せです。

こんな時だから・・・_a0259130_049187.jpg

by AKIO_TAKE | 2015-11-16 00:49 | 環境