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連携の先にあるもの

廃棄物処理、リサイクル業界にとって2016年は、産業廃棄物処理業者が廃棄食品を横流ししたとされる衝撃的なニュースで幕開けとなりました。

環境産業に携わる者として多方面から事件について問われることが多くなる一年だと思います。今後の動向を見守りつつも、つねにこの事件を念頭におき、今年は廃棄物処理業、再生資源業に携わる私自身の意識改革、業務のクオリティ向上を、これまで以上に確実に、スピーディーに行っていきますので今後ともご指導方、宜しくお願いします。

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さて先日、産業廃棄物の更なるリデュース・リユース・リサイクルや地域での社会貢献活動の展開など、排出事業者と産廃処理業者との連携・協働の可能性について意見交換を行うセミナーに参加してきました。

排出者と処理業者が1つのテーブルについて意見交換をする機会は意外と少ないのは確かなので、とても良い機会でした。産業廃棄物や再生資源物に対する捉え方や双方の悩みごとについても、想像していたものもあれば、「あっ、そんな捉え方をしているのか」という思ってもいない発言もあり参考になりました。

また、排出事業所が欲しい情報と処理業者が発信する情報が必ずしも一致するものではないことも確認できました。これは処理業者側が「聞かれたこと」だけに回答しているため、排出事業所が欲しい情報を提供しきれていないことに原因があると考えています。

顧客満足度の度合いをどのレベルに設定するかによっても異なりますが、排出事業所は正しいとか間違っているということより、廃棄物処理の状況予測・再生資源物の動向など、今より少し先の状況を処理業者は、どう捉えているのか。そうした観点でのコミュニケーションを欲していのだと思います。

情報の発信内容について、顧客とのコミュニケーションの必要性を痛感。

諸々、情報発信に慎重にならざるを得ないこともありますが、「聞かれたことだけ」に応えて、それを仕事としているうちは、排出事業所の期待に応えられないし、いつかは見放されるリスクは高くなるばかりです。

取引先が大手になるほど、その傾向は強くなっていくので、このあたりの体質改善が処理業者にとっては急務化と思います。いずれにせよ冒頭に述べたように、まず自己分析をしっかりと行って社会に貢献できるよう、努めたいと思います。
by AKIO_TAKE | 2016-02-03 10:41 | work