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関心のありか

産業廃棄物を排出する事業者は、廃棄物を処理及びリサイクルする企業に、どんなイメージを持っていて、どんな連繫を望んでいるのだろうか。

排出事業者と処理業者の相互コミュニケーションはきちんと図られているのだろうか。

コミュニケーションの関心点にズレがあるまま、コミュニケーションを行っていないだろうか。もし、そんな状態をつづけていたら互いに疲弊してしまい、修復を試みないと「相互不信」という状況に陥ってしまう可能性もあり、お互いにとって質の良い仕事に結びつかない。

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すでに、大量生産、大量消費、大量廃棄から適正生産、適正消費、3Rへと社会は移行している。制度や人々の意識が変わっているのなら、仕事に対する関心どころや興味が不変という事は考えられない。

しかし、中小、零細の事業体が多い廃棄物処理や再生資源業界には、日常業務の煩雑多忙さから、社会の変化や要請にクイックレスポンスで対応する力量がまだ不足しています。昨晩は、この不足分を補い、排出事業者とのコミュニケーションの在り方についての研修会をさせていただきました。

特に気をつけなければ、と感じたのが、排出事業者に「聞かれたこと」だけに対応すれば回答を示したという認識があること。「聞かれた」ことに応えるのは当たり前ですが、果たして、それだけで排出事業者の欲求を満たしてあげられているかどうか。そうしたところまで、考えを及ぼし、実行できているかどうか。

参加者とコミュニケーションを図ると「考えは及んでいる」、という実感を頂くことができました。その先を、どう実行していけばよいのか・・私自身も含めて、そのあたりの訓練を丁寧に繰り返していければ、これからも「あの業者なら大丈夫」と信頼を得、廃棄物の処理や再生業の継続をたしかなものにできると考えています。

「仕事」とはコミュニケーションを行った結果、排出事業者に価値を届ける活動のこと、そんな定義を設定して、排出事業者の関心のありかにたどり着けるよう、私も学びを深めていきます。
by AKIO_TAKE | 2016-03-15 11:00 | work