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救助資機材取扱い訓練

救助資機材取り扱訓練に参加。

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軽量(約10㎏)で持ち運び可能な切断器具で、切断刃を高速回転させて鉄、コンクリートを切断するエンジンカッター。かつて、平成16年から18年の3年間、毎年市内18区で1回ずつ横浜防災ライセンス資機材取扱い指導員(※)として頻繁にエンジンカッターの操作を行い、鉄パイプなどを切断していましたが、ここ数年はちょっと防災活動から遠ざかってました。器具の中でもっとも取り扱いに注意を要する資機材ですから今日の参加は自身の防災意識を見つめ直す良い機会となりました。

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これは、動力を使わずに人力の操作で牽引作業を行うウィンチという資機材です。牽引とは、引っ張ったり、引き寄せたりすること。倒壊した屋根や壁の牽引、人が倒壊した建物などに挟まれているとき、広げたり持ち上げ作業の時に使用する器具です。

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これは初めて触る資機材。器具名を聞くの忘れてしまいましたが、言うなれば、簡易カッター&ジャッキの機能を果たすものです。器具後方のレバーを前後に操作し、はさみ部分で鉄筋を破断したり、倒壊した建物の梁、かべ、ドア、家具などの広げ作業に使用するのですが、今日の訓練器具ではもっとも扱いやすいもので、現実の災害時でも使いやすい器具だと思います。

阪神淡路大震災のとき、倒壊した建物から救助するのにチェーンソーが活躍しましたが、燃料切れや替え刃の不足で使用できなくなり、その後の活動では人力で対応することになったと人命救助の調査研究報告書に記されています。

エンジンカッターの燃料は混合オイルの為、初めて触る人が使うことはできない器具です。そして、実際の災害時においても、私達のような一般市民が高度な資機材を使うことは、まずありえない。能力が小さくても人力で稼働できる資機材は貴重です。

資機材の取扱いを教えてもらうことは、日常に潜む危険を見つけやすくなりますし、いざ災害に見舞われたとき、救助するために器具の代用品を素早く見つけ出すことにもつながります。

心配される首都直下型地震に見舞われたら、器具を取りに行く悠長な時間は無いかもしれません。

(※)横浜市の小中学校には防災資機材や食料等を保管するための防災備蓄庫が整備されています。いざという時に備蓄庫にある防災用の資機材を適切に取り扱うことができる技術を市民に習得してもらおうというもので、3年間、指導員として参加していたことがありました。
by AKIO_TAKE | 2016-03-27 22:37 | 防災