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day after day & 武松昭男のphoto日記

日常にエシカルを

この講座は、人や社会、環境に配慮しようとする考え方やそのような商品、サービスを選ぼうとする行動(※)を身に付けられるヒントとなるようにと企画されました。

(※)この行動をエシカル、と言います

講座について↓
横浜市経済局 消費生活協働促進事業「地域を知る」「エシカルを知る」ソーシャルな消費者養成講座

私も第1回目に引き続き、この第4回目もナビゲーターとして同行させていただきますので宜しくお願いします。
私自身、これまで小学生から大人まで、色々な世代やコミュニティで「リサイクル出前講師」と題して、なぜ分別する必要があるのか、分別された資源物はどのようなルートでどのような商材の原料として再利用され、みなさんのお手元に届いているのか等、かれこれ10年以上に亘って、そんなことをお伝えする機会を頂いてきました。

さて、そんな長い間でも変わらずにお伝えするフレーズがいくつかあるものです。そのひとつに「分別はあくまで良い材料を作り出すための手段であって分けて出すことが目的ではありません」ということ。分別は確かにまどろっこしいし、面倒ですね。

分別行動も生活習慣となってしまえば、イライラすることも無くなってきますが、しかし、折角分別している訳ですから「なぜ、分別するのか」を分かってもらえた方がいい、と思ってリサイクル出前講座を今も続けています。
座学でお知らせすることはこれからも続けていきますが、10月28日(金)は、まさに「ザ・現場」を体感できる機会です。

ここの資源化センターには横浜市の家庭から分別排出された1日約50トンの缶・びん・ペットボトルが持ち込まれてきます。多量の缶・びん・ペットボトルを再び資源として利用するには、今は未だ、どんな精密機械をつかっても不可能。機械で選別した後は、やはり「人の手」が最終選別を担っています。

環境配慮行動という日常を増やすには「量と音と手作業」を実感してもらうこと。私も「ザ・現場」で参加してくださるみなさんと一緒にエシカルの具体事例を編み出す機会にしたいと思っています。
みなさまの参加、お待ちしています♪

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by AKIO_TAKE | 2016-10-18 20:55 | かんきょうデザインプロジェクト