やっぱり日常

けさのNHKで「防災をもっとオシャレに」をコンセプトに活動している「防災ガール」のつくったミサンガを紹介していましたね。日常では手首などに巻いてますが、イザ災害の時は笛になったり、洗濯物のひもやデンタルフロスなど10通り以上の防災品として使えるミサンガです。

今回の研修視察でも小中学校に設置されている防災資機材倉庫に保管されている救助機材や生活資材の品揃えについて市民側の視点のひとつとして行政の方と意見交換をしました。立派な機材を揃えてくれてはいますが、しかし、日常では全く見かけない機材は、実際にどう使ってよいかわからない。地域で熱心に防災活動をしている人や消防団に所属している人は使い方を知っているかもしれないけれど、ほとんどの地域住民は、その機材が人命を救うものだとはわからない。

もちろん、地域住民の全員が機材について知っている必要はないし、使える使えないも大切な議論だとは理解するが、他方、むしろ防災に高い関心を示す私や行政側が一律的な品揃えをしてしまうことの安易さに修正を施す必要がある、そのことをもっと真剣に考え、実行する事がなにより大切。今更感はありますが、やっぱり日常とかけ離れたものを非常時に扱え!と言われる身からすれば、そんなの無理だよぉ~という声があるのは至極当然。

先月末、山下公園やみなとみらい周辺で防災サイレンを試験放送を行ったのですが、そのサイレンに関心を向けた人はほとんどいなかった。そりゃ、そうです・・日常にないものを突然聞かされても「なに、ナニ?」と立ちすくむだけです。そうした街の日常に行政の防災担当者はかなりの焦燥感を覚えたはずです。

でも、ボヤいていても仕方ありませんから、日常の中でイザ災害時に代用できるモノを自分で探して備えておく。改めて、「やっぱり日常」をキーワードに防災に向き合おうかと思う次第。

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by AKIO_TAKE | 2016-12-05 09:43 | 防災