街のお医者さん

剪定してあげたり水をやると植物が喜んでいると、ヒトは言う。ヒトは自分の感情を上乗せしたり、溶け込ませたりして、植物を観る。

けさの横浜中華街家庭ごみ置き場の巡回調査で、いつも足もとを「ごみ」に囲まれてしまっている樹木に新しい芽が膨らんでいるのに気づきました。
さっそく、私の感情移入がはじまります。「なんか、申し訳ないなぁ」「ごみに囲まれていても関係ないんだぁ、つえーよなー」等々。

ただ、現代科学が理解する範疇では、植物には不快な感覚や感情を体験する能力は無いとされています。だから、日々、足もとを「ごみ」で囲まれていても、汚いとか、臭いとかは感じないし、そんなことカンケーねぇわけで、季節が廻れば芽は膨らみ、花を咲かせます。

ヒトと同じような五感機能を植物も持ち合わせていると言われますが、ただ機能の質的にはヒトと植物では全く異なるそうです。だから、むやみに植物を擬人化したり、感情を溶け込ませて、ちょっとメルヘンチックな気分に浸っても植物はなーんも有り難く思っていないかもですね。

でも、人には「思いやり」という感情がある。そんな訳で、心が荒廃しかけそうになったら、またアナタに会いに行きます。恐れずに色々と想像するチカラを回復させてください。ことしも街のお医者さんとして、より一層ご交誼をお願いします!!

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by AKIO_TAKE | 2017-01-02 19:54 | look/gaze