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使い捨てプラ容器の使用禁止

小売業における「使い捨てのプラスチック製レジ袋」の使用禁止は2016年7月1月から、そして2017年1月1日以降からは生鮮食品包装などのレジ袋まで使用禁止を拡大適用し、環境汚染につながるプラスチック製の削減を目指すフランス政府。
但し、必要最低含有率以上のバイオマス(家庭用コンポストで堆肥にできる生物由来の素材)を原料とする暑さ50ミクロン以上のプラスチック製の袋は使用禁止対象外です。また、規制を遵守せず勧告を受けたにもかかわらず履行しない場合は最高2年の禁固刑かつ10万ユーロ(約1320万/9月16日 1ユーロ=132円計算)の罰金となります。

さらに2020年1月に施行となる世界で初めての「使い捨てのプラスチック製のコップや皿を禁止」する法律が制定されており、こちらもすべての使い捨て食器類に生物由来の素材を50%以上使用することを義務づけ、2025年までにこの割合を60%までに引き上げることになっています。

フランスでは年間47億個に上る使い捨てコップがあって、リサイクルされるのはわずか1%とのこと。その理由はポリプロピレンとスチレン樹脂を混ぜってつくられていることが主な原因としています。一方で、ヨーロッパの食品容器業界団体は商品の自由移動を認めているEUの法律に反すると主張しているので、制定されているとはいえ今後の動向が気になるところです。

地球温暖化対策で世界を主導する存在となることを明らかにしているフランス。現地で買い物を体験していないので実際のところは認識の相違・誤解があるかもしれませんが、業界団体との対立も想定される中で法律を制定・施行する積極的な姿勢は環境先進国と自ら謳う資格に値すると思います。

法律が施行されれば食品容器メーカーは死活問題となります。AIの活躍のみならず、環境問題という側面からも雇用に大きな影と光を落とすことは間違いありません。複雑に絡み合う諸問題が立ちはだかる時代・・・今まで以上に、たくさんの修正をかさねる日々が続きます。

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by AKIO_TAKE | 2017-09-16 23:37 | 環境