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好奇心旺盛に

あけましておめでとうございます。
この年末年始から、恒例になっていた「(勝手に)横浜中華街の家庭ごみ置き場実態調査」がなくなったせいか、なんと今年の初日の出は寝坊笑 そんな訳で初詣に出かけた後は読書と諸々お片付けの元日となりました。


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さて、
デザイナー佐藤卓氏の著書「塑する思考」は久しぶりに「タイトル」に足を停めさせられた書籍です。環境関係のお仕事をされている方はプラスチックの特性を説明するときに「熱可塑性樹脂」と「熱硬化性樹脂」の2つに大別してプラスチックの種類を説明する機会があると思います。どちらの樹脂(プラスチック)も熱を加えると柔らかくなるのは同じですが、一旦冷却されてから固まってから違いがあらわれます。熱可塑性樹脂はもう一度熱するとまた柔らかくなりますが熱硬化性樹脂は熱を加えても再び形を変えることがありません。ちょっと話が横道にそれてしまいましたが、ふだん使用する機会の少ない「塑」という文字に、なぜ、足が止まったかの理由です。

本書で著者は「柔よく剛を制す」の「柔」が二つの性質に分けられ、それは「弾性」と「塑性」とし、「弾性とは外部からの力が加わって形を変えても、その力がなくなれば元の形に戻ろうとする性質。例えば釣竿のように。対する塑性は、外部からの力で凹むと、そのままの形を保つ性質なので、加わった力次第でその都度形状を変化させます(本文から引用)。」と説明した後、著書の仕事に対する考え方が数ページに亘って展開されています。そこから「塑する思考」を定義づけて著者のデザインした商品を事例に、商品が完成するまでのプロセスを露わにしながらデザインを通して仕事の本質を論じている本です。

なにをすればいいのかを知るためには、自分がそれを経験していることが効果的と言います。今年も好奇心旺盛に過ごしたいと思います。
今年も感じたこと、思うことを綴っていきますので宜しくお願いします。みなさまにとって穏やかな一年となりますように。



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by AKIO_TAKE | 2018-01-01 22:35 | book