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想定の問いを立てる

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8時の受付開始から17時まで、消防団の指揮者として各種災害発生時における分断の管理運営及び効果的な現場活動の在り方を深く理解することを目的とした研修に参加してきました。今日は組織制度、安全管理、横浜市の防災計画、災害指示事項の基本確認と大規模災害を想定し無線を使っての図上訓練、そして災害現場事例の映像を見ながら、身を守るのに大事な意識や消防団として横浜市民の財産を守るということについて等のプログラムです。組織制度や安全管理などはこれまでにも受講したプログラムですが、改めて基礎の確認もできまたし、情報の更新や挿入がされており充実した1日となりました。応用の質を良くするには基礎は欠かせません。このようなプログラムは防災だけでなくビジネスプログラムにも通ずるところがありますから、ひとつの話題提供でも防災とビジネスの2系統で考えますから、脳も喜んでいるようでした笑


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無線を使った図上訓練は、横浜市内から集まった消防団をランダムにチーム分けし、はじめて顔を合わせる人たちが本部からの指令に対応、さらに現場へ消火、救助、避難のいずれかを指令する、というものでした。いざ災害が発生してからさほど時間の経過をみない状況設定は、ある意味、実際に近いものと言えます。平成27年度と少し前のデータですが次のような被害想定をしています。特装車を除く横浜市のポンプ車は約150台(※)、震度5強~7の元禄型関東地震が発生した場合、横浜市内の炎上出火は370件、という被害想定をしています。消防車が足りないよー・・同時多発的な発生数字ではないとしても、地域の消防団(企業消防団含め)が初期消火や延焼を防ぐ役割を担う事になりそうです。
(※)ヘリコプタ―、消防艇、救急車、特殊車両などを入れると約600台

また今日の現場事故事例スライドは現場そのものを映し出し(勿論、お顔はわからないように)、災害救援による惨事ストレス対策についても説明がありました。欲を言えば、消防団として伝える情報と地域のみなさんが知りたがっている情報のギャップを感じたりすることもあるので、そうしたギャップを縮めていく工夫や防災備蓄品の廃棄等の議題もあってしかるべきだとは思いましたが、まずは自身の機材の取扱い技術を高めたり、知識を増やすことで色々な想定の問いが立てられるようにしなければと思いました。


by AKIO_TAKE | 2018-01-21 21:58 | 防災