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「運ぶ」から「運ぶべき」へ

インターネットで「運ぶ」を検索をすると、物や人をある場所から他の場所へ移す、移動させるとあります。
物流の業界でもハンドルを握ってモノを運ぶドライバー不足が深刻です。退職届を提出されないよう、各社様々な工夫をこらしてドライバーさんの確保と同時に教育に力を注ぎ、福利厚生の見直しを急いでいる中小及び零細企業が増えています。

「運ぶ」に"べき"の助動詞をいれると、義務付けやそうなるはずの事柄を述べるなどの意味を表すようになります。いま、サポートしている事業所でも、安全にA地点からB地点に「運ぶ」ドライバーさんの育成という言い方から、安全にA地点からB地点まで「運ぶべき」ドライバーの育成をしましょうと表現を変えています。安全に運ぶとは、安全にモノや人を他の場所へ届けるドライバー、という表現になります。これを、安全に運ぶべきとすることで、安全にモノや人を他の場所に届けるために必要な知識や技術を習得したドライバーとなり、ワンランク上の人材育成を目指す意識が芽生えてくるようになります。また、「運ぶべき」の表現は選ばれたとか、小数のというイメージも与えられ、社内や顧客の範囲に留まってしまいますが、ドライバー職のステイタスの向上にも貢献しますし、その意識がより安全運転や車両操作に良い効果をもたらしてくれるはずです。この手法も新しいものではありませんが、若い世代のドライバー職離れを一時的であれ、補完することが可能です。社会の仕組みが激しく変わっていく中では、一時的・とりあえず・緊急措置は空しい作業となることは避けられないものの、他方で根本的な解決方法が見つからない以上、その企業に適した手法を試行し続けることを批判ばかりではできないと思います。人によっては馬鹿馬鹿しいの一言で片づけられてしまう言葉の使い方かもしれませんが、ちょっとした工夫を取り入れて若い世代にもドライバー職もいいな、と思ってもらえる仕組み作りを急いでます。


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by AKIO_TAKE | 2018-02-23 05:45 | work