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day after day & 武松昭男のphoto日記

日常とかけ離れない工夫

けさの羽鳥慎一モーニングショーで公衆電話を使ったことがない小学生が8割を超える、と伝えているのを「まあ、これだけスマホが普及していれば、そうだよなぁー」と思いながら聞いてました。この調査はNTT東日本が2017年12月に全国の小学生のこども持つ親を対象に400名から回答を得たもので「公衆電話を使ったことがない、知らない」と答えた小学生が85%になるとのことです。

かつては街のあちらこちらで見かけた公衆電話もピーク時の93万台から16万台へと減少していますが、その一方で災害時用公衆電話は(特設公衆電話と言います)は自治体の協力を得ながら事前配備を進め、NTT東日本管内では2011年以降の6年間で7,310台から40,520台に増えています。

番組内では公衆電話を持つスタッフに中学生や大学生にかけ方をやってもらったら・・・ん~しょうがないよね、という感想です。使ったことがないから受話器を挙げてからお金を投入する、という動作も知らないというのか現実。テレフォンカードなんて、もっての他かもしれませんね。

災害時には通信規制が行われる場合がありますが公衆電話は通信規制対象外の「災害時優先電話」として取り扱われるので、実際の災害時はメチャメチャ込み合うことが想定されながらも、防災訓練などで公衆電話のかけ方や設置してある場所を予め覚えておくと良いですね。
災害時の通信確保はNTT東日本のサイトを参考に 
→ https://www.ntt-east.co.jp/saigai/taisaku/kakuho_01.html
横浜に住んでいると震災時の非日常時を想像することは到底無理なのですが、イザの時のために通信手段などは日常時とかけ離れない工夫を心がけておくことが大切だなと改めて思った次第です。


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by AKIO_TAKE | 2018-03-05 23:30 | 防災