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コンビニエンスワード

「人と時間をかけているんだから費用対効果をちゃんと出してよ~」
ビジネスは成果を伴うものですから、どのように、どれくらい貢献したのかを求められるのはあたりまえですが・・・。

先日、あるイベントに出展した不動産販売の仕事をしている方が「費用対効果と言われてもなぁ~」と頭を抱えていました。どーしたの?と聞いてみると商店街のイベントに出展したは良いものの、なにをもって費用対効果とすればいいんだろうと・・・イベント会場で「何件の成約または紹介」の数を上げればいいのか、それともなにか他にあるのか迷っていました。

ひとつ質問してみました。「上司の方、又はイベント出展を企画した担当者は、イベントに出展したことのゴールというか、そもそも上司のみなさんはどのような状態なら費用対効果をがあったと想定しているのか、或いは納得してくれるのか、聞いてみましたか?」と。すると「ただ、費用対効果をよろしくねぇ」だけっすよ!!と。

上司・企画担当者からすれば数字に強くなるため、ビジネススキルを高めるためという思いがあるのだと思いますが、意外や意外、上司・企画担当者の方自身が費用対効果をイメージしていなかったり、「こういう状態がゴールだ」と即答できなかったりすることがあります。答えを出すのは良くないという批判もありますが、あるレベルまでの「こういう状態」のイメージを伝えてあげたり、ゴールへと導くヒントをだしながら「費用対効果をよろしく」と指示した方が成果を得やすいのになぁと感じるシーンに出会うことがあります。

ビジネスシーンに限らず、なにかとコンビニエンスに言葉や表現を用いてしまうと、あらぬ方向へと行ってしまうことも十分あり得ます。このあたりは日ごろのコミュニケーションの取り方も影響しているのですが、キホン、上役がイメージできていないことは部下の方達もイメージ形成するまで余計に時間を要することになります。

手間暇を惜しんだ「費用対効果をよろしく~」の一言は混乱と疲労感を募らせる危険性をはらんでいます。

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by AKIO_TAKE | 2017-04-24 16:57 | work