矛盾に翻弄されないように

今日のYahoo!ニュースに、なぜ?広がる「記名性」ごみ袋が取り上げられていました。
千葉県野田市では昭和60年ころから増大する家庭ごみの措置として平成7年から指定のごみ袋から名前を書いて出さないと、たとえ分別が守られていても回収してもらえません。記名式の導入理由は自分の出すごみに自覚と責任をもって、分別のルールの徹底化と減量化を図っていくこと考え方で導入したとのこと。また福岡県のうきは市では金属の混入によって破砕機が破損し、修理代に50万円ほどかかったり、その他の自治体でもルール違反のゴミがないかどうかをチェックするため開封作業の人件費削減を目指して記名式にしている自治体もあります。

鶏が先か卵が先かの因果性の議論になってしまいますが、明確な解決策が存在しないのが実際のところかもしれません。地域性も異なりますし、家庭ごみの処理については当該自治体が処理責任を負い、自治体ごとに分別や処理方法が異なります。

他方、個人情報保護法などで地域コミュニティーのつながりが遮断される行政施策を受けながら、プライバシーの塊であるごみの排出にはフルネームを記名せよという整合性との折り合いはどう付けたらいいのか・・こちらも回答が導き出しにくい。そもそも、世の中矛盾だらけと割り切ってしまうのも一案ではありますが、いずれにしても「ごみ」という国民全員にかかる課題については解決不能的なものが存在しますが、ひとつひとつできるところから丁寧に対応し、処理していくことをベースとして行動していくほかありません。

家庭ごみにはこのような課題がありますし、事業系ごみにも分別が守られない、食べ残しの排出が非衛生的という状況から思わぬ事態を招く恐れがあります。
汚くて厄介者のごみ・・たかがごみ、されどごみです。




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by AKIO_TAKE | 2018-06-13 23:29 | look/gaze