事実と格闘する

大学のゼミで制作した大学生の短編ドキュメンタリー10作品が収められている一冊。
学生を指導する編著者は、相手の人生の価値まで他者が一方的に決めつける傲慢がはびこり、そのことによって著しく劣化していく想像力が深呼吸を許可しない社会が形成され、そして想像力が欠如した社会は本来の姿を隠し、本来、社会の実相を伝えるべきメディアでさえも「やらせ」という手法で本来の姿を社会の笑い者・暴力的な言葉を投げかける対象にすることさえある、と警告する。

深呼吸することを許されない社会の偏見に晒される。ある日突然自分がその立場にあぶりだされてしまうことから守るためにも、社会を深く理解するドキュメンタリーを制作して下さる方、そして涙が零れ落ちる作品を描いた学生たちに感謝を申し上げます。

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by AKIO_TAKE | 2018-07-01 18:59 | book