思考の棚卸

「なんで、大々的にやらないの?」と私が主宰する環境啓発活動に対して、時々このように聞かれることがあります。折角、良い活動をしているのだからもったいないじゃないですか、と。私としては「良い活動」の言葉を頂くだけで十分なのですが、事業として取り組む以上、言葉を頂くだけで満足してはいけない・・おっしゃる通りです。

大々的にとはどのようなことですか?と、コミュニケーションさせていただくと「もっとPRを」「人を巻き込んで」「みんなで」と規模拡大あるべきという発想から、続けて「~のように」「成功事例を参考にして」ということだよ、とアドバイスを頂きます。その発想は間違っているわけではなく、これまではそれがスタンダードでしたし、これからも主流思考として事業組み立ての根幹を担ってくのだと思います。やっぱり世の中、権力だ!というのも確かなんだろうと、最近のニュースも一部ではあるものの現代社会の構築物語を報じることが多くなっています。

ここ数年取り組んでいる「かんきょう文化祭」などの環境啓発系の仕事も、大きな影響力を持つ人に依頼して或いは出来事を作り出して、一気に状況を変えなきゃ取り組んでいる意味がないと諭されます。そうしなければ金銭的にも負担がかかるし、継続できないよと心配の声もいただきます。そのご心配のおかけで、様々な分野の皆さんの協力、支援をいただき、事業が展開できていることもあり恐縮しきり。本当にありがたいです。

でも、もっと選択できる社会を、多様性を大切に等、そんな社会を目指か行政施策が散見されながらも、均等や右ならえをセンター思考とする実社会のはざまで色々とジレンマの壁にぶつかっているなぁーと思い知らされることもあります。

民間が実施する環境系の仕事だから、環境に負荷をかけないように一人何役とこなせるように、極力資源(電気、紙等)を無駄にしないように、システム論ばかりに偏らないように工夫しています。環境分野に限りませんが、必ずしも一つの事を深く知り尽くす専門家ばかりではなく、様々な分野を横断的に、横串で捉えたり語れる人材を創出したい。そうすることが選択できる人の育成にもつながるだろうし、多様な事柄に関心を持てるようになるだろうし、多面的な視野で質問ができれば、自分の中に新たな着想や見解が自己再分析がうまれ、その状態が活性化するということにつながってくのだと思います。
うーん、けれどまだまだ考えが深くないのだろうなぁと反省。こんなときは一旦思考を解いて結びなおすしかないな!

気持ちを加工せずに、なんだかフラストレーションを溜めてしまう投稿で恐縮です。

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by AKIO_TAKE | 2018-08-03 22:46 | work