一次トリアージ
2018年 09月 24日
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傷病者役それぞれにも、歩行不能とか簡単な指示に応じない、呼吸回数などが書かれたカードが配られ、声をかけながらトリアージを行い、ふるい分けの訓練をしました。1分を目標に4段階のどこに当てはまるかを判断するのですが、かなり難しいです。

実際にたくさんの傷病者がいる現場を想像すると、本当にできるかなーと不安になりますが、10年ほど前から防災士や横浜市防災資機材取扱い指導員として学ばせてもらった経験から言うと、防災現場での救助は「一言を発する勇気と危険回避のための勇気ある判断」だと思っています。そして傷病者が多数発生するのは災害ばかりではなく、食中毒などの現場にも遭遇するかもしれません。様々なシーンを想像する力を鍛える事・・日々はこれに尽きます。
最後は首を負傷した方を救助するためのバックボード及びネックカラーの取扱い訓練を行って終了。これは難しい・・一度や二度の訓練では取り扱えないが、各消防分団に配備されるので、救助資機材のある場所を消防職員に伝えるだけでも大切な市民救助の役割だと思っています。
