人の心が変わらないと

「心が伴っていないで改革をするのなら、オリンピックパラリンピックが終わった後にそこで終わってしまうかな。お金をかけるのもよいが人の心を変えないとダメかなと思う」。ハッとする、とても共感する言葉でした。

今夕のNHKニュースで、電動車いすを使っている女性がユニバーサルデザインタクシーに乗車拒否をされた時のことを振り返ってつぶやいた言葉です。ユニバーサルデザインタクシーとは車いすを利用する障害者や高齢者、ベビーカーを利用する親子などが乗りやすいタクシーのこと。障害者や高齢者でも乗りやすいよう通常よりもドアが大きく車内のスペースも広く作られたタクシーで、国がタクシー会社に購入のための最大60万円の補助金を出すなどして導入を進めています。

ユニバーサルデザインタクシー詳細→http://wwwtb.mlit.go.jp/kanto/jidou_koutu/tabi2/ud-taxi/index.html

たしかに最近、ワゴンまではいかないけれど背丈のたかいタクシーを見かけることが多くなりました。
乗車を断ったタクシー会社をNHKが取材したところ、運転手の対応が不適切だったとしてお客様に謝罪に意を表し、運転手の研修を増やす努力をしていきたい、と答えていました。車いすの乗降を安全に行うにはトヨタ自動車の動画(https://toyota.jp/jpntaxi/#)を見ても、事前の研修がとても重要であることがうかがえます。鉄道でも駅員さんがスロープを手際よく取り付けて電車から乗降させている光景をよく見かけます。ただ、電車のホームと比較して一般道路での乗降は段差や傾斜が様々なので、運転手さんの現場に合わせた良質な対応がより普及のために必要となるのでは、と思います。

実際にユニバーサルデザインタクシーを利用したことがないので、これ以上のコメントはできませんが、冒頭の言葉はこの件に限らず「そうだよなー」と深く印象に残りました。人の心なんて、そんな簡単に変わらないから制度・仕組みで社会を変えていくしかないんだ、という論調が占有する現代。
今夜は、「こころのごちそう/鈴木信夫著 https://blog.goo.ne.jp/suzukinobuo0502 」を読み直して、優しい社会について考えてみようと思います。


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by AKIO_TAKE | 2018-10-20 22:22 | look/gaze