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地球の使い過ぎ

地球が生産してくれた1年分の自然資源を、私たち人類が使い果たしてしまう日のことを「アース・オーバーシュート・ディ」と言います。
2018年は8月1日に使い切ったと国際シンクタンク「グローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN)」が発表しました。
https://www.wwf.or.jp/activities/news/3683.html

人による消費の量が、自然による供給量を上回る。人類が生み出す環境負荷は、地球が自力では再生できない環境を作り出し、年々蓄積されている負荷の状態が1972年以降続いているとするデータです。

ちなみに2015年は8月13日、2017年は8月2日でした。
このままのペースで行くと2030年は6月28日になると予測されています。このままだと2030年には地球上で暮らす人類全員の生活を維持するには地球が2つ必要になるということ。地球は一つなので、それはどう転んでもムリ。もちろん、ごみ排出を少なくして分別の精度を高めて、もっとリサイクルして、そうしているうちに様々な分野でライフスタイルを維持するための技術も向上するでしょうから地球を2つ用意することはないかもしれない・・ただ2030年ってあと11年。あと11年しかないとして取り組みを進めていくのか、まだ11年あると思って取り組むのか。

一方、GFNは1人あたりのエコロジカルフットプリントが削減されつつある国もあると報告しています。2000年比でシンガポールは32.1%減、デンマークは19%減、米国は18.4%減、英国は16.6%減、フランスは15.5%減(参照 https://unfccc.int/news/earth-s-annual-resources-budget-consumed-in-just-7-months )となっていますが、ただ世界人口は増加の一途であることを忘れてはいけません。

※エコロジカルフットプリント 
人間活動により消費される資源量を分析・評価して、人間の生活や事業などがどれだけ自然環境に依存しているかについて、主に自然資源の消費量を土地面積で表すことにより、わかりやすく伝える指標のこと。言葉の意味は、自然生態(エコロジカル)を踏みつけた足跡(フットプリント)であり、ブリティッシュ・コロンビア大学で開発された。環境省は「人ひとりが持続可能な生活を送るのに必要な生産可能な土地面積(水産資源の利用を含めて計算する場合は陸水面積となる)」として啓発している。
(11月26日 加筆修正しました)


by AKIO_TAKE | 2018-11-20 23:27 | 環境