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語らせることのリスク

事業運営の中で、意思疎通がイマイチできていないと感じたり、現場で何が起きているのかを聞いても反応がうすい等の声を聞くことがあります。企業それぞれの風土もありますし、決まり事もあるので一概には言えませんが、よくよくお話を伺っているとミーティングなどで意見を聞いたり、どのようにしたいかなどを語ってもらった後、回答をしていないケースが散見されます。このようなコミュニケーションは上司と部下といった間柄であると思いますが、部下に聞きっぱなし、意見・提案は聞いたけれど(つい)放置してしまったなど、そうしたこれまでの積み重ねが、スムーズな意思疎通を妨げたり、薄い反応しか返ってこない一因になっているはずです。

「意見を聞かせて、と促されたから言ったのに・・けど、その後どうなったかはわからない」。こんな思いが心の中に積もっていけば、結果は自明の理。意見や提案を求められた方は、「自分の言った意見や提案は、どれくらい大切に扱われるのか」が気になるはずです。「聞き出す」「語らせる」ことによって部下には「期待感」を与えることになり、期待が裏切られれば、信頼関係は崩れてしまいます。意見を求めたり、考えを語ってもらったりしたら、必ず、回答または進捗状況を知らせることも上司側のマナーの一つ。当たり前、のはずですが時折抜け落ちてしまう意識です。気を付けたいと思います。

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by AKIO_TAKE | 2019-02-21 23:24 | work