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無意識下に依存してないだろうか

「お客さんの層がずいぶん変わった気がする・・そのせいか、客足もだいぶ減ったよ」と鎌倉の地で占い師としてはたらく友人のつぶやき。
神奈川県内屈指の観光地でもある鎌倉だから(という思い込みあり)、来街者数は堅調でしょ、と言うと「いやいや、去年の半分だよ」と。感じ方や実態はどうなのか、そのあたりは人それぞれ感じ方が異なるのだろうけれど、まぁ友人は体感で、そんな風に遠のく客足を憂いています。

県内屈指の観光地でも、街に来ていただくために色々な商売やおみやげ物も次々に更新されているようです。
そんな話を聞いていると、横浜中華街も他人事ではない。
これも感じ方はそれぞれだけど、横浜中華街も気が付くと他の観光地ではやっているものが中華料理屋の隣で活況を呈していたりする・・・
多様な店舗が混在する面白さをたのしめる街でもあるから、これはこれでいいのだけど、最近気になるのはコックさんがいなーいという人手不足の声が聞こえること。

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単純にコックさんが集まらない、という面もあるだろうけれど、あの街は味で評価されない街、店舗の集まりだ、なんて評判や空気が流れていないだろうか。
ファストフードな飲食店街づくりをすれば、知らぬ間に味や食を追求するコックさんは去っていき、マニュアル化された味が一般的となり、どの店舗に行ってもさほど変わらぬ料理が提供されるようになる。そんなことがあって、知らない間に飲食の街にコックさんが集まりづらくなっている、そんな余計な心配事はないか。
誘客のためにテーマパーク化した方がいいよ、という観光施策に軸足を置くようになると、レストラン店舗の在り方や存在理由も変わっていくことは想定内。無意識下に横浜中華街という名に依存していないかどうか。お客様の印象と街が発信する情報にズレはないだろうか。

本場中国では人手不足解消のため、AIを駆使して調理をする店舗を紹介するテレビを見ながら、あらためてチェックをした方がいいのかなと、友人のつぶやきに、そんな思いを抱いています。

(写真は2011年春節の元宵節時に撮影)

by AKIO_TAKE | 2019-05-07 21:35 | look/gaze