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day after day & 武松昭男のphoto日記

感染防止と分別

最近、インターネット上でもごみ収集のことが話題に上がるようになりました。
外出自粛要請によって自宅滞在時間が増えて家庭から出される、缶・びん・ペットボトル(以下、資源物)の量が増えているのは報道等でご存じだと思います。

横浜市の場合、家庭から出された資源物は市内4ケ所の資源選別センターに運ばれた後、袋を破る機械を通り、比重(容器の重さ)によって、資源物それぞれの「手選別コンベア」に振り分けられ、リサイクル(再資源化)していきます。

破られた袋は圧縮梱包され、横浜市の焼却場に運ばれ、焼却設備や余熱利用施設の熱源として利用されます。GW中も稼働する資源選別センター。このセンターで扱える資源物は「飲料・食料用」の缶・びん・ペットボトルです。(いずれも中身を飲みきった、食べきったもの)。

「手選別コンベア」では「扱える資源物」以外の異物が流れてくると、その異物を「人の手」を使ってリサイクルの支障とならないようにしています。

冒頭のように家庭から出された資源物の量が増えていると同時に、リサイクルに適さず、選別の際に危険を伴う異物の混入が目立つようになっているとのこと。この事例は民間企業が運営するリサイクル施設でも同様に発生しています。

一例ですが、ときに、空き缶に封入されていた(おそらくインスリン用と思われる)使用済みの注射針が「手選別コンペア」に散乱することがあります。異物混入は業務の流れを阻害します。発見した際は全体の業務を止めて可能な限り不純物を除去してから業務が再開されます。仮に安全確認のために30分の作業停止が16回発生すれば、丸1日分の作業時間が失われることになります。「手選別コンベア」の作業員の手に刺さる可能性もあります。

注射針の出し方について横浜市のウェブサイトには次のようにあります。「注射針やチューブ等の医療器具類は医療機関や薬局へ、「燃やすごみ」に出す場合は中身の見える固い容器にいれてお出しください」固い容器に入れて頂くのは、収集要員の身体に刺さらないように。

参考までに在宅医療ごみの捨て方について日本糖尿病協会が作成した資料をご案内します。

緊急事態宣言の延長を5月4日に決定し、国民の協力を得たいとの考えを安倍首相が表明しました。
引き続き、家庭から排出されるごみは多くなると予想されます。感染予防そして多量に運ばれてくる缶・びん・ペットボトルの迅速な再資源化作業のため、適正な排出をしていただけると嬉しいです。
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by AKIO_TAKE | 2020-05-01 23:02 | 環境