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day after day & 武松昭男のphoto日記

ポイ捨て 絶対ダメ! プラごみ対策

7月7日の神奈川新聞朝刊に掲載されていた論説「各国 進むプラごみ対策」。後学資料として・・

【1】フランスのマクロン大統領は2月10日に「無駄との闘いと循環経済に関する法」に署名した。複数の法律に分かれていた使い捨てプラスチック規制を一本化。2040年全廃目標の他、「2025年までにプラごみリサイクル100%」など野心的目標を掲げる。
【2】EUは2021年に域内で一部の使い捨てプラ製品の禁止を打ち出す。非再生資源から生産されたプラスチックに1キロあた0.8ユーロを課税する「プラスチック税」の検討を本格的にスタートした。
【3】中国も使い捨てプラの生産や消費に禁止政策の強化方針を発表
【4】フィリピンはレジ袋1枚10ペソ(約20円)を課税する法律を制定
【5】ケニアは違反者に最大4万ドルの罰金、4年の禁固刑というレジ袋禁止政策を2017年に導入し、2020年6月、国立公園・自然保護区・海岸などでペットボトルやプラ製ストローの使用を禁止。

持続可能な社会の構築が謳われ、その実現に向けてSDGsやサーキュラーエコノミーの取り組みなど色々な対策がなされる一方で、学識者や環境保護団体などは、コロナウイルスの感染拡大が対策の遅れと規制の先送りを招いていると指摘しています。コロナ禍の騒動以来、衛生保持のため、食品などはプラスチックの個別包装の要請が高まり、飛沫感染予防のため、ビニールやアクリル板などのプラスチック製仕切りもかなり増えました。しかし、いづれ廃棄されるので適切な処分が一層求められます。家庭からはテイクアウトやデリバリーで利用されたプラ容器が目立ちました。

プラスチックは軽い、加工しやすく、そして今や持ち運び容器として生活に欠かせないものです。適切に分別する・廃棄することは当たり前としてプラスチックの利点を最大限に活用しましょう!


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※ 写真 : 中高校生のための かんきょう「組写」フォトコンテスト2019の展示作品より





by AKIO_TAKE | 2020-07-08 23:39 | 環境