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day after day & 武松昭男のphoto日記

避けて通れない「核のごみ」

今朝のNHKニュースより
北海道寿都町で「核のごみ」最終処分場の設置を巡って、
選定の第一段階「文献調査」に応募するかどうかを検討する為、
本日から15日まで住民説明会を行うというニュースがありました。

処分場の設置・稼働までは約20年を要する事業です。
原子力によってつくられた電気で私の生活も不自由なく過ごすことが
できたわけですから、「核のごみ」の処分については、
わからないことだらけであっても関心は持ち続けたい思います。

関連報道及びウェブサイト
朝日新聞
原子力発電環境整備機構(NUMO)
この「核のごみ」の数分前に、2018年の北海道胆振東部地震で
甚大な被害を出した厚真町の土砂崩れのニュースが流れていました。

傾斜度13%の斜面で発生した土砂崩れ。
国の基準では傾斜度30%までは土砂崩れは発生しにくいとされているのですが、
この震災では13%の斜面で発生した。

北海道大学の地質調査チームが、土砂崩れを起こした場所の「土」を実験室で
調査したところ、多くの水分を含む「土」であることが判明。言い換えれば、
保水性のある「土」なのですが、この「土」は数千年前の火山灰が比較的浅いところに
堆積していたことを突き止めたようです。
つまり震災の時によく言われる「液状化現象」によって、一般的には考えにくい
傾斜度13%の斜面で土砂崩れが発生したことになります。

地震は他の災害と異なり、事前に予知することが難しく、かつ、数年に一度、そして
発生する場所も様々なので事実解明にも長い時間を要します。

寿都町の地質はどのようなものなのかわかりませんが、
世界の陸地面積の400分の1しかない日本列島に、地球上の活火山の7%(約14分の1)が
ひしめく場所で暮らしている私たち。

地層深くに埋めて「核のごみ」を処分する場所は見つかるのか・・
迷走し続ける「核のごみ」処分問題。

最近はSDGsも浸透し始め、持続可能な社会という言葉も良く聞かれるようになりました。
その持続可能な社会を構築するために避けては通れない「核のごみ」の処分。
他人事にしないよう、寿都町の協議に注目したいと思います。

写真は、原子力発電環境整備機構(NUMO)が発刊した書籍。(2009年改定版です、初版は2003年)


避けて通れない「核のごみ」_a0259130_11455849.jpg

by AKIO_TAKE | 2020-09-07 11:45 | 環境