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day after day & 武松昭男のphoto日記

餅は餅屋で安全管理の徹底を

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北九州市の新型コロナウイルスワクチンの集団接種会場で、ワクチン接種後と思われる注射針が足に刺さる事故が発生、の報道がありました。
事故は5月19日に発生、ごみの回収をしていた一般廃棄物回収業の女性従業員が倉庫からごみ袋を運び出した際、右ふくらはぎに痛みを感じたので、袋を確かめると注射針が1本突き出ていたとのこと。

会場の廃棄ルールでは、以下の分別処理をするよう取り決めていたようです。
〇注射針はプラスチック製ごみ箱へ
〇ガウンやマスクは医療系廃棄物のごみ袋へ
〇その他の紙ごみなどは一般廃棄物のごみ袋へ
しかし、看護師さんが針をガウンと同じごみ袋に捨てた上、会場スタッフがこのごみ袋を一般廃棄物の倉庫に運び込むミスが事故につながったようです。

女性従業員は救急搬送後、血液検査を受け、血液感染の恐れがある肝炎を防ぐワクチンを接種。北九州市は今後も女性従業員の健康観察を続け、会場の廃棄物の捨て方・分別について、写真で示すなど再発防止策を講じたとしています。

私も廃棄物の会社で働いているとき、同様なケースを身近で経験しています。横浜市や神奈川県の接種会場でどのような廃棄指導を行っているかわかりませんが、看護師さんたちは接種に訪れる方たちの対応で手いっぱいなはずです。回収業者には不要になったごみの回収だけではなく、例えば、捨て方や分別の指導者として一般廃棄物及び産業廃棄物処理業の社員を常時配置するなどして、「(保管を含む)捨てる」ところから関与してもらい、回収作業と廃棄処分までの安全管理を徹底してほしいと思います。


この危機管理体制及び意識の保有は今後の感染症対策でも必要でしょうし、また、甚大な自然災害時の緊急避難場所における衛生管理の向上にも役立つはずです。もちろん、廃棄物業界の意向も確認した上でとなりますが、廃棄物業界にとっても人材のレベルアップにつながると私は思います。


写真 : AC写真 自然さんの作品


by AKIO_TAKE | 2021-06-01 23:56 | 環境