人気ブログランキング | 話題のタグを見る

day after day & 武松昭男のphoto日記

海洋汚染のはじまりは街の散乱ごみである

海洋汚染のはじまりは街の散乱ごみである_a0259130_22232754.jpg

きょう6月5日は環境の日
今夜もBS-NHKでは地球温暖化、水食糧問題、海洋プラスチック汚染の複雑に絡み合う課題に焦点をあて、私たちにできることを考える番組が放送されていました。6月は環境月間でもあるし、メディアに限らず、人類が生活し続けられる対策を探るイベントや番組があると思います。

先月、「ごみは人間の無関心がカタチになったもの」をテーマに大学生と社会人が参加する講義にオンラインでお話しする機会をいただきました。「ごみは人間の無関心がカタチになったもの」は私が環境分野で活動するときに用いている言葉です。リデュース・リユース・リサイクルの3Rのこと、ゴミ回収の歴史、若年層に向けての環境啓発活動など、いろいろな視点から人類が生活し続けられるにはどんな習慣が大切か、できることの意識と関心を持ち続ける工夫などをコミュニュケートしています。オンラインでは思うようにならないことの方が多いですが、今秋にはリアルなコミュニケートが再開されることを期待しつつ、工夫しながら行っています。

色々な角度からお話しするように心がけていますが、とにかく「自分が出したごみは地域の排出ルールを守り、飛散しないようにごみ集積場所に出す」ことが何より重要、というお願いをしています。小さなプラスチックが海洋に流出するルートは様々ですが、家庭や街の店舗などから排出されるごみが風や雨に河川に流され、その後海に流出することはあきらかです。これをお伝えすると「漁業の網の投棄量は」「洗濯槽から下水を経由した割合は」「海水浴場のごみは海に近いからそっちの方が問題じゃないのか」という質問を多くいただき、そっちを先に解決すべきではないかと言われます。(先月の講義のことではありません)。

各質問の正確な投棄量と流出経路の解明と統計には時間を要しますし、世界各国のデータを集計するので誤差も大きくなってしまうと思います。論拠となるデータは必要、という意見には賛意を示しますが、まず街場においては正確な数字を知ることよりも、ひとりひとりが確実に環境汚染のはじまりとならないような生活習慣を身につける方が、はるかに持続可能な社会にちかづけられると思います。

①NHKはじめ、メディアからは世界各国の持続可能なビジネスモデルや法整備などを知り、②啓発イベントでは市民の工夫を知り、実践したり、③自身が海洋汚染のはじまりとならないように自分の出したごみはちゃんと排出する。まずは③を目指していただけるよう、これからも尽力していきます。


by AKIO_TAKE | 2021-06-05 23:54 | 環境