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day after day & 武松昭男のphoto日記

新たな大量廃棄

太陽光パネルの処理及びリユース・リサイクル施設をつくりたい

東京都では2025年に戸建てを含む新築建物への太陽光パネルの設置義務を始めます。川崎市も環境審議会で同様な取り組みの素案が示されました。横浜でも取り組みたいと、太陽光パネルのリサイクルプロジェクトをスタートさせた皆様のサポート機会を頂き、すでに東京都内で処理とリユース・リサイクルを行っている事業所の視察をしてきました。

太陽光発電は東日本大震災後の2012年にスタートした再生可能エネルギーの「固定価格買い取り制度(FIT)」をきっかけに導入が進みました。現在、設置済みのパネルの80%はメガーソーラーと言われる大規模太陽光発電所。パネルの寿命は一般に20~30年間とされているので、経産省は現在設置されている廃棄の(最初の)ピークが、2035年から2037年頃に訪れるだろうという見通しを立てています。

東京都のような都心部ではメガソーラーを設置できる広い土地はないので、住宅の屋根に設置をしてきました。東京都は2030年に温暖化半減を宣言しているので、これをクリアする施策として、新築建物の義務化は大切な施策なのだと思います。今後こうした施策を掲げる自治体が増えてくると、パネルの廃棄量も増加の一途を辿ります。個人の場合、廃棄費用の経済負担を避けるため、パネルを処分する際は破砕して埋め立て処分する安価な方法を選ぶ人が多いのではと想定しているようです。しかし、埋め立て処分地は限りがあるので、東京都の設置義務化のような施策を実施することで処理費用の助成などの対応も考えられると期待されています。

そうした背景から太陽光パネルの大量廃棄を見越して、産業廃棄物の事業者などが処理施設の先行投資に動き始めています。しばらく動向から目が離せない事業となりますね。


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写真 : 出典 AC写真 CoCoMo1996さん

by AKIO_TAKE | 2022-09-12 22:15 | work