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day after day & 武松昭男のphoto日記

災害用トイレの取り扱い訓練


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今日は、消防団で災害時下水直結式仮設トイレ(通称:災害用ハマッコトイレ)の取り扱い訓練を行ってきました。このハマッコトイレは横浜市が地域防災拠点等に整備を進めている公共下水道に直結した仮設トイレで、通称も市民公募で決まりました。

もう少し説明すると、横浜市では災害が発生して自宅の水洗トイレが使えなくなった時に備え、避難生活を送る地域防災拠点(主に市内の小中学校)や応急復旧活動拠点である各区役所,災害拠点病院に下水直結式仮設トイレの整備を進めています。下水道管に直結した5つの汚水受入れ口がある「仮設トイレ用下水道管」を埋設し、使用時には汚水受入れ口の上に仮設トイレを設置して汚物を一時この管に貯留し、一定の人数の使用後に貯留弁を開放、下水道に流す仕様になっています。水源は主にプールの水で、プールが無い拠点には貯水槽の設置をしているそうです。

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私が所属する地域防災拠点の小学校はプールが3階にあるので、今日は拠点に保管してある給水ポンプとホースを3階まで運び、3階のプールから1階のグランドにある災害用ハマッコトイレの仮設トイレ用下水道管に給水し、実際にポンプが機能するのか、管にプールの水が溜まるまでどれくらいの時間を必要とするのかなどを確認しました。いざ災害が発生した時、災害用ハマッコトイレの設置は、その地域の市民の皆さんが行うことになります。今秋に行われる地域防災拠点訓練の際、わたしたち消防団が地域の皆さんにポンプの使い方や災害用トイレのマンホールの開閉など、そうしたことを伝えるための実地訓練という側面もありました。

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(写真真ん中のマンホール蓋のところに仮設トイレを設置)

政令指定都市(2022年10月現在)で人口が最も多く、人口密度は3番目の横浜市・・・様々なライフラインの復旧が長期化することも想定しておかなければなりません。水や食料という物資ももちろん大切ですが、災害が発生して家庭や避難所の水洗トイレが機能しなくなり排泄物の処理が滞ると,感染症や害虫発生のリスクが高くなり、また,トイレが不衛生ということで使用をためらわれることによって健康被害につながることも充分考えられます。携帯トイレや簡易トイレなどの汚物の仮置き場も「このあたりに」と決めておくことも大切な防災視点です。災害後にそんな場所がそもそもない、という事を想定しつつ、復旧の作業に備えるということも考えておかなければならないと思います。




by AKIO_TAKE | 2023-06-25 21:53 | 防災