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day after day & 武松昭男のphoto日記

いま向きあう機会

2020年、菅 前内閣総理大臣が2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルの実現を目指すと表明したグリーントランスフォーメーションの旗色がいまひとつ・・・。

7/1の日経に減少を続けるガソリンスタンドの代替えとして電気自動車(EV)の充電インフラを取り上げていました。地域間の格差があるものの、一般利用者が使える充電拠点は、高速道路のサービスエリアや商業施設など約2万カ所と見積もられているそうです。人口一万人当たりの拠点数の集計表を見ると、山梨県の4.3基が47都道府県でトップ、次いで鳥取県、石川県が続きます。充電インフラの普及は地方の方が先行しており、最下位の大阪府は1.6基と、山梨県の3分の1の水準。東京都は人口1万人あたり2.02基で41位、神奈川県は2.02基で42位。世界的に見ても現段階では見劣りしてしまう数字が報道されています。

人口1万人当たり充電器数で日本はフランスの1/3、アメリカの監査法人デロイトの調査(今年1月)によると、EVに関する日本の消費者の懸念事項は「公共充電インフラ不足」が4位で46%を占めるとか・・・充電器数は目に見えるインフラなので数字的にはその通りというところでしょうか。消費者の懸念事項は他の調査もありますし、そして、調査時の社会背景にも左右されるのであまり深刻に受け止めない方がいいのかも・・とは言え、EVに乗り換えるまでのハードルは各所にあることを伝える記事でした。

EVはガソリン車の数分の給油時間と比較すれば充電に数十分を要するし、航続距離も残された課題・・この課題の解決策の一つが「全固体電池(※)」というもので、トヨタ自動車は2027年にもこの電池を搭載したEVを投入する計画をしており、10分以下の充電、そして約1200キロメートルを走行できる電池で、現行EVの2.4倍の航続距離となるようです。

グリーントランスフォーメーション(GX)とは、脱炭素社会を目指す取り組みを通じて経済社会システムを変革させ、持続可能な成長を目指すこと。関心を持ち続けたいと思います。

(※) 電池は、正極(+)と負極(-)の異なる二つの活物質と、その両方に接している電解質から構成されています。これまで電解質といえば液体でしたが、それを固体にして、すべて固体で構成した電池を「全固体電池」と呼びます。安全性、寿命、出力など多くの点で、電解液を用いた電池を上回る性能を持つことに大きな期待が寄せられていますが、実用化についてはまだ開発途上です。しかし近年は特に電気自動車(EV)の電源として注目を集め、自動車メーカー、電池メーカーをはじめ、多くの企業が開発に取り組んでいます。(出典:国立研究開発法人産業技術総合研究所HP)


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by AKIO_TAKE | 2023-07-01 21:50 | 環境