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day after day & 武松昭男のphoto日記

避けて通れない「核のごみ」 6



≪備忘録投稿≫

原子力発電所の使用済み核燃料を再処理工場で再処理するまでの間、一時保管する専用の施設を「中間貯蔵施設」と言います。現在、国内の使用済み核燃料の原発内貯蔵能力は8割に達しているとされ、施設の新設が急務と言われています。原発で電気をつくる際に出る廃棄物「使用済み核燃料」がどんどん溜まる一方の状況の改善は、今後の原発運営に多大な影響を及ぼします。

国は使用済み核燃料を再処理し、取り出したプルトニウムやウランなどを再び燃料として使う「核燃料サイクル」を基本方針としています。再処理を担う日本原燃の再処理工場(青森県六ケ所村)は稼働が大幅に遅れていて、使用済み核燃料は全国の原発のプールに仮置き状態で、その容量の8割が埋まっているのが現状。プールに貯蔵する「湿式」と金属製容器に格納する「乾式」があって、六ケ所村の中間貯蔵施設は乾式を採用しています。

この中間貯蔵施設の新設について、山口県上関町が建設に向けた調査を受け入れたとしてメディアに取り上げられることが多くなっています。

報道(2023年8月19日日経)によれば、上関町での建設計画が円滑に進むか否かが、原発稼働の今後を大きく左右し、設置に当たって、立地の可能性調査の段階から自治体には国から毎年最大1億4千万円の交付金、そして知事が建設に同意すると2年間で最大19億6千万円が出るとしています。建設中や稼働後も支給される交付金は自治体にとって安定した財政基盤ですが、建設反対も当然あるので今後も行方を追っていきたいと思います。

※8/18に上関町臨時議会が開催され、はじめに西町長が「この街は高齢化率も中国地方5県で一番高く、このままでは住民支援策もできなくなる。持続可能な上関町を次世代につなげることが私の氏名でもある。議員各位の意見を伺い、総子ヴ的に判断したい」と述べ、この発言を受けて議員10名全員が意見を述べました。採決は行わず、10名の議員の内、反対は3名。これを受けて西町長は中間貯蔵施設の建設に向けた調査を受け入れる考えを表明。

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参考 2023年6月24日 投稿




by AKIO_TAKE | 2023-08-23 11:20 | 環境