人気ブログランキング | 話題のタグを見る

day after day & 武松昭男のphoto日記

横浜市がパブリックコメントを求めています


横浜市がパブリックコメントを求めています_a0259130_22023435.jpg

時代と共に変化していく「ごみ」の状況に対応するため、横浜市では新たな「一般廃棄物処理計画」を策定するにあたり、10月12日から11月10日までパブリックコメントを募集しています。

横浜市は、食品ロスの推進、環境学習の普及、安定したごみの収集・運搬・処理・処分などの取り組みの他、プラスチックの分別ルールを変更し、プラスチックごみの分別・リサイクル拡大施策に乗り出すことになりました。

食品トレイ、洗剤の容器などプラマークがついている「プラスチック製容器包装」に加えて、文房具、おもちゃ、ハンガーなど、これまで「燃やすごみ」として処理してきた「プラスチック製品」についても、分別してリサイクルを進めることになりました。令和6年(2024年)10月から市内18区の内、9区で先行実施し、令和7年(2025年)4月から全市で実施する予定になっています。

ごみの処理・処分を確実に実行するため、廃棄物の処理及び清掃に関する法律【通称:廃掃法(はいそうほう)】という廃棄物処理の中核を担う法律があります。この法律は、「廃棄物」を大きく一般廃棄物【通称:一廃(いっぱい)】と産業廃棄物【通称:産廃(さんぱい)】の二種類に分けています。そして一般廃棄物は、さらに家庭系一般廃棄物と事業系一般廃棄物という二種類に分けるのが通例となっています。家庭から出る紙のごみは家庭系一廃、オフィスから出る古紙は事業系一廃という具合です。

廃掃法は廃棄物の処理方法についても定めていて、一廃については市町村が処理責任を負うこととしています。家庭系一般廃棄物であれば、一般的に収集運搬から分別保管・中間処理(焼却や破砕)を経て、最終処分(埋立)もしくは再資源化(リサイクル)へ、という流れから構成され、それらを市町村が責任を持って実施すべきと定められています。

今回のパブリックコメントは、市町村が法律によって処理・処分をしなければならない「一般廃棄物」が対象なので、家庭からごみを出す市民の皆さんからも広く計画についての意見を募集するものです。


横浜市がパブリックコメントを求めています_a0259130_22022429.jpg

パブリックコメントの手続きは、政策等の策定途中で、事前にその計画等の素案を市民の皆さんに公表し、それに対して意見、課題、問題点、情報等をいただき、提出された意見等を考慮して政策等を決定していくとともに、寄せられた意見とそれに対する市の考え方を公表する制度です。ごみや環境の課題に関心あるみなさん、ぜひ意見を出してみてはいかがでしょうか。

ちなみに、産廃の処理責任は排出事業者自身が負うことになっています。ただ現実は、廃棄物処理業者でもない排出者が産廃を処分することはしないし、できません。そこで、産業廃棄物の収集・運搬・処分を専門とする処理業者と契約を結び、適正処理してもらうことが一般的です。

by AKIO_TAKE | 2023-10-18 22:57 | 環境