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day after day & 武松昭男のphoto日記

原発問題に翻弄され続け・・


福島県石川町には、かつて原子爆弾の材料となるウラン鉱石の採石地がありました。
1945年のある日、その地でウラン鉱採掘に動員された石川中学校の生徒と陸軍加藤大尉との会話シーン・・

生徒「新型爆弾ができれば加藤大尉は東京に戻られるんでしょ」
大尉「(新型爆弾は)できないさ。5月25日の空襲で理化学研究所が焼けた。天然ウランからウラン235を分離する熱拡散棟も灰になった。もうこの国には、新型爆弾をつくる技術も設備も金もないんだ」

生徒「じゃ、どうして僕たちは毎日、毎日‥(鉱石の採掘をしているのか)」
大尉「それがこの国、ニッポンという国なんだ。安心しろ、早晩戦争は終わる」

原発問題に翻弄され続けた4世代の家族の姿を見つめる人間ドラマ、映画「あいときぼうのまち(2013年)」で交わされる会話です。

エンドロールでは2011年3月11日東日本大震災に関連する福島第一原発などの事実を基に脚色したフィクション作品と紹介されています。1945年・1966年・2011年から2012年と3つの時代から構成されていて、その時間軸の切り替えがとてもはやいので、少しわかりづらくなっていますが、それぞれの時代ごとに印象的な言葉が残されている作品です。


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by AKIO_TAKE | 2023-10-28 23:15 | movie