2025年 08月 14日
過去へ向かう
映画「家に帰ろう」 2017年製作/93分/スペイン・アルゼンチン合作
予告動画 https://www.youtube.com/watch?v=LJ9mdsOdq5E
アウシュヴィッツ収容者の識別番号を左腕に持つ、88歳の仕立て屋の男性。70年の時を経て、ホロコーストから逃れた時に助けてくれた友人にスーツを届けにアルゼンチンからポーランドまで旅する様子を描いた作品。
70年も音信不通だったのに家出同然のようにしてまで奇跡の再会を信じる理由はただひとつ。「(仕立てたスーツを届けると)約束したから」、でもこの理由には70年の人生観がたっぷり詰まっている。飛行機で、列車で、駅で、病院と色々な場所で思わぬ助けを得ながら、自分にとって大切な場所、幸せな場所にたどり着く。
大切で幸せな場所、そこは必ずしもHappyな場所とは限らず、生死をさまよった場所そして助けてくれた人。邦題の「家に帰ろう」の「家」は人によって違うものだ・・とても大切なことに気づかせてくれる作品でした。原題の「El ultimo traje」は最後のスーツ、という意味。
アウシュヴィッツ収容者の識別番号を左腕に持つ、88歳の仕立て屋の男性。70年の時を経て、ホロコーストから逃れた時に助けてくれた友人にスーツを届けにアルゼンチンからポーランドまで旅する様子を描いた作品。
70年も音信不通だったのに家出同然のようにしてまで奇跡の再会を信じる理由はただひとつ。「(仕立てたスーツを届けると)約束したから」、でもこの理由には70年の人生観がたっぷり詰まっている。飛行機で、列車で、駅で、病院と色々な場所で思わぬ助けを得ながら、自分にとって大切な場所、幸せな場所にたどり着く。
大切で幸せな場所、そこは必ずしもHappyな場所とは限らず、生死をさまよった場所そして助けてくれた人。邦題の「家に帰ろう」の「家」は人によって違うものだ・・とても大切なことに気づかせてくれる作品でした。原題の「El ultimo traje」は最後のスーツ、という意味。
by AKIO_TAKE
| 2025-08-14 17:28
| movie


