広い空の街から

旧横浜市役所議会棟跡地に建てられる地上33階、地下1階、高さ166.78メートルの高層複合ビル
2025年12月に完成、2026年春のグランドオープンを控え、周辺の道路整備も着々と進んでいます。横断歩道も塗り替えられ、歩道も拡幅。

私にとって横浜の関内地域は、都会の田舎と揶揄されながらも、空が広いという感覚があって、それは視界の広がりだけでなく、心の広がりにもつながる場所。官庁や商業ビルが立ち並ぶ区域であっても、閉塞感のない空間は、忙しさの中でも立ち止まり、自分自身と向き合える文化的余地がありました。

エレクトリックでシャープな要素で現在の横浜経済を担っているみなとみらい地区と一体化してゆくのか。

空は、誰にとっても身近で、でも語られることの少ない文化的な資源。これからも変わらず、自身の心を開くために空を見上げたい。