2026年 02月 21日
避けて通れない「核のごみ」26
≪備忘録投稿≫
今夜は、最近よく目にするNUMO(原子力発電環境整備機構)のテレビCMについて、私の実体験を交えて書いてみたいと思います。
今夜は、最近よく目にするNUMO(原子力発電環境整備機構)のテレビCMについて、私の実体験を交えて書いてみたいと思います。
まずは、こちらのCMをご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=0PggUEBQT_k
https://www.youtube.com/watch?v=0PggUEBQT_k
このCMを観て、私の脳裏にある光景が鮮明によみがえりました。それは、2023年12月に開催された環境展示会「エコプロダクツ」での出来事です。
「なぜ、エコプロダクツに出展されているのですか?」
会場のNUMOブースで、私は対応してくださった担当者の方に、素朴な疑問をぶつけてみました。
すると、その方は迷いのない口調でこう答えました。
「端的に言えば、時間が無くなっているからです」
その時は、言葉の重みを受け止めるのがやっとでしたが、こうして最新の資料やCMを改めて目にすると、その言葉の意味がより強く、深く迫ってきます。
NUMOの資料( 高レベル放射性廃棄物の地層処分について 2025年5月発行 )を読み込んでみると、これまでの歩みや地層処分の仕組み、そして現在の課題が丁寧に、緻密に記載されています。これだけの情報を積み上げ、周知に力を注がなければならない。
穏やかなトーンのCMの裏側にあるのは、「本当に時間がない」というNUMOの、そして私たちの社会が直面している危機感なのだと思いました。
さて、「時間がない」とは、具体的に何を指しているのでしょうか。
刻一刻と増え続ける「廃棄物の保管スペース」の限界なのか。あるいは、先行する諸外国に比べ、「調査開始が遅れている」という焦りなのか。はたまた、合意形成のための対話の猶予が尽きようとしているのか……。
担当者の方が言った「時間がない」とは、単に場所がないということではなく、「今の世代で解決の道筋をつけるための猶予がなくなっている」という、私たちへの警鐘だったのかもしれません。あの時、ブースで感じた担当者の方の眼差しを思い出しながら、このCMをもう一度見返しています。
by AKIO_TAKE
| 2026-02-21 21:24
| 環境


