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2017年 05月 23日 ( 1 )

影響

近所のセブンイレブンが突然閉店になったので、コンビニの次は何屋さんになるのだろうと工事の進捗が気になっていました。でも、なんか「(セブンイレブンから)変わる気配」を感じることがありませんでした。しばらくしてセブンイレブンの看板が掛けられたので、色々と調べたら、創業以来はじめての店舗レイアウト刷新を順次進めていたんですね。新聞でも取りあげています。

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おっ、やっぱりとなったのは、ライフスタイルや社会状況の変化に伴う消費者のニーズの変化。2006年と比較した2016年の品目別売上を見ると、冷食は4.7倍、コーヒーや揚げ物などのカウンター商品が2.7倍が増えて、なんと雑誌(コミックス含む)は6割減、雑貨が3割減、ついてお酒類までがマイナスという結果。

古紙リサイクル事業者さんの仕事に関わっているので雑誌6割減というの見過ごせない数字です。店舗のレイアウトを刷新する理由は消費者のニーズや買い物の仕方が変わっているにもかかわらず、店舗レイアウトが変わらぬことによって、自ら日販の売り上げに壁をつくってしまい、その壁を超えるためとされています。従ってレイアウト変更に伴い、雑誌の販売スペースも減っていくのだと思います。

出版業界が調査した本(雑誌だけではありません)の推定販売額販売ルートをみても、伸びているのは26.5%増のインターネットのみ。書店16.4%減、コンビニ24.3%減、駅売店・スタンド42.4%減・・・2010年に対して2014年の増減数値。
この5年間に1,000店舗以上の書店が閉鎖していますし、購買者数も減少している現状を鑑みれば、店舗レイアウトの刷新は時代とのミスマッチを改善するひとつの戦略と頷けます。

人は過去の経験の範囲内で物事を判断しがちと言われます。過去の成功体験を引き合いに出していないかどうか・・昔の景色を今に無理やり映しだそうとしていないか・・過去にどっぷり浸かって痛い目に遭わないようにしなければと、まず自分の行動と言動をチェックしなければと思う、そんなニュースです。


by AKIO_TAKE | 2017-05-23 23:08 | work