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2017年 11月 16日 ( 1 )

11月14日 どうすればいいの?に続き・・

講師の方は東日本大震災当時、内閣府に出向していたそうです。その職場で一番強く感じたことは官僚の優秀さと情報提供の的確さと素早さで、被災状況に合わせ、被災地にはどんな情報が必要なのかを判断して情報を提供したと仰っていました。

ただ、情報を受け取る側の基礎自治体は想像をはるかに超える被害を受けており、情報を受取り、それを適切な住民に届ける作業が出来る状況ではない。そして送られてくる情報はNPOや銀行、リース会社、保険会社からも届けられたそうです。確かに、被災者支援という観点でいえばとてもありがたいことではあるものの、しかし肝心の基礎自治体が処理できる状態には程遠く、完全に容量オーバーだった。漏斗に情報を懸命に送り込んでいる、そんな状況だったのかもしれません。

この話を聴いていて思ったこと・・
例えば、自然災害債務ガイドラインを参考にしてくださいと言われても、このガイドラインがどんな内容なのか、タイトルだけピンとこない方が多いかもしれません。でも、被災者生活再建支援制度は、なんとなく、被災した私を支援してくれるかなと思うかもしれません。勿論、言葉をどう感じるかは千差万別ですが、人は知らない言葉はスルーしてしまう、という癖があります。

情報は相手が理解しなければ情報とは言えません。日頃から伝え、理解してもらう工夫を考えること自体が防災活動になりますし、事業活動でも安全管理体制を築く礎ではないかと思います。

by AKIO_TAKE | 2017-11-16 06:05 | 防災