2018年 02月 27日 ( 1 )

全国大学生協連によると、1日の読書時間について大学生の53%が「ゼロ」と回答した調査を発表しました(神奈川新聞朝刊)。この数値から若者の「本離れ」が進行している実態が明らかになり、調査結果を分析した大学の先生は「大学入学前に読書習慣が身についていない学生が増えている」と指摘しています。
他方、学校図書館協議会と毎日新聞が毎年6月前後に全国の小中学校に対して実施する学校読書調査の2017年平均読書冊数は小学生が11.1冊、中学生は4.5冊、高校生は1.5冊との結果で、2000年以降はむしろ読書冊数は増加している、という報告をしています。(但し、高校生はやや漸減傾向にあるとのこと)

片方は読書時間を軸にして本離れが進んでいるとし、片方は冊数は増えているという報告です。報道や情報の出し方で随分とうける印象は変わるものです。
一冊の読書時間を仮設定して、冊数との関係性から大学生の本離れをどう捉えるか、という検証もできそうですね。

大学生の調査では電子書籍も含めていますが、勉強や趣味などの読む目的や内容がどこまで読書の内容にはいるかは回答者にゆだねているとのこと。
そして、学校図書協議会の調査でも電子書籍に触れており、この電子書籍が特に高校生の雑誌離れが進んでいて、この傾向はいずれ中学生まで及ぶだろうとしており、ここでも今後は雑誌の販売が落ちていくことが予見できます。
さらに2017年の電子版の漫画単行本の推定販売金額が1711億円と、初めて紙の漫画単行本の売り上げ約1666億円を上回り、逆転したと出版科学研究所の調査も朝刊に掲載されていて、これからは読書の方法や媒体の違いで本離れという見方がもっと多面的になりそうです。

データの取り方、情報の出し方、文章の書き方で随分と印象も変わるし、そこから自身の思考が引っ張られていきます。同テーマを複数のデータで比較、検証することも根気が要りますが、多面的に、多様な見方ができるようにと気になったニュースや記事は複数のデータをインターネット等で探して比較するようにしています。

という訳で、今週末の一冊は「2030年 未来への選択」をチョイスしてみました。あっ、投稿ブログとは関連性は少ないのですが笑


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by AKIO_TAKE | 2018-02-27 23:02 | book